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植物図鑑

猫と暮らす人へ

猫に危険な植物一覧

猫は植物をかじったり、体についた花粉をなめたりすることで中毒を起こします。とくにユリは、花粉や花瓶の水だけでも急性腎不全を起こすことがあり、猫にとって最も危険な植物のひとつです。危険度の高い順に、症状と毒のある部分をまとめました。

📚 根拠:ASPCA 動物中毒管理センター(犬・猫)/厚生労働省 自然毒のリスクプロファイル(人)

誤って食べてしまったときは

人の場合:中毒110番(一般専用・24時間・無料)

大阪 072-727-2499/つくば 029-852-9999

運営:日本中毒情報センター

犬・猫の場合

すぐにかかりつけの動物病院へ連絡してください。夜間は夜間救急の動物病院へ。

植物の名前・食べた部位・量・時間を伝えられるよう、残りや写真を用意すると対応が早くなります。自己判断で吐かせるのは危険な場合があるので避けてください。

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危険度の見方

「毒がある」といっても程度はさまざまです。このサイトでは、症状の重さで4段階に分けています。

危険

危険(命に関わることがある)

注意

注意(量や部位によっては重くなる)

軽度

軽度(軽い胃腸症状・皮膚炎)

無毒とされる

無毒とされる(ASPCAで無毒と判定)

「無毒とされる」は、ASPCAで無毒と判定されているという意味で、食用として安全という意味ではありません。出典で判定を確認できなかったものは「未確認」と表示しています。

猫に危険:命に関わることがある(10種)

  • アデニウム

    アデニウム

    毒のある部分:全草(とくに樹液)

    強心配糖体を含み、嘔吐・下痢・元気消失のほか不整脈を起こし、死に至ることもあります。剪定で出る樹液が目や傷口に入らないよう、手袋をして作業します。

  • ジギタリス

    ジギタリス

    毒のある部分:全草

    強心配糖体を含み、嘔吐・下痢のほか不整脈や心不全を起こすことがあります。葉をコンフリーなどと間違えて食べた中毒事故が国内でも起きています。

  • スズラン

    スズラン

    毒のある部分:全草(花を生けた水も)

    強心配糖体を含み、嘔吐のほか不整脈・血圧低下・けいれんを起こすことがあります。花を生けた水にも成分が溶け出すため、子どもやペットが飲まないよう注意します。

  • タマネギ

    タマネギ

    毒のある部分:鱗茎・葉(加熱しても毒性は残る)

    赤血球を壊す成分を含み、貧血(溶血性貧血)や血尿を起こします。加熱しても毒性はなくならず、とくに猫は少量でも影響を受けやすいとされます。

  • チャイブ

    チャイブ

    毒のある部分:全草

    ネギ属で、赤血球を壊す成分を含みます。嘔吐・貧血・血尿を起こすことがあります。

  • ニラ

    ニラ

    毒のある部分:全草

    ネギ属に共通する、赤血球を壊す成分を含みます(ASPCAはネギ属全般を犬・猫に有毒としています)。貧血や血尿の原因になります。

  • ニンニク

    ニンニク

    毒のある部分:鱗茎・葉

    タマネギと同じく赤血球を壊す成分を含み、貧血を起こします。タマネギより毒性が強いとされ、猫はとくに注意が必要です。

  • ネギ

    ネギ

    毒のある部分:全草

    ネギ属に共通する、赤血球を壊す成分を含みます(ASPCAはネギ属全般を犬・猫に有毒としています)。貧血や血尿の原因になります。

  • ユリ

    ユリ

    毒のある部分:全草(花粉・花瓶の水も)

    猫にとっては非常に危険で、花粉をなめたり花瓶の水を飲んだりしただけでも急性腎不全を起こすことがあります。猫のいる家では室内に飾らないでください。犬と人では毒性は知られていません。

  • ラッキョウ

    ラッキョウ

    毒のある部分:鱗茎・葉

    ネギ属に共通する、赤血球を壊す成分を含みます(ASPCAはネギ属全般を犬・猫に有毒としています)。貧血や血尿の原因になります。

猫に注意:量や部位によっては重くなる(27種)

  • アグラオネマ

    アグラオネマ

    毒のある部分:全草

    針状のシュウ酸カルシウムを含み、かじると口の中が腫れて痛み、よだれや嘔吐を起こします。

  • アサガオ

    アサガオ

    毒のある部分:種子

    種子に強い下剤作用のある成分や、幻覚を起こすアルカロイドを含みます。嘔吐・下痢の原因になるので、実がついたら子どもやペットが口にしないよう注意します。

  • アマリリス

    アマリリス

    毒のある部分:全草(とくに球根)

    スイセンと同じリコリンなどのアルカロイドを含み、嘔吐・下痢を起こします。大量に食べるとけいれんや血圧低下を起こすことがあります。いちばん毒が強いのは球根です。

  • アロカシア

    アロカシア

    毒のある部分:全草

    針状のシュウ酸カルシウムを含み、かじると口の中が腫れて痛み、よだれや嘔吐を起こします。食用のサトイモと似ていますが、アロカシアは食べられません。

  • アンスリウム

    アンスリウム

    毒のある部分:全草

    針状のシュウ酸カルシウムを含み、かじると口の中が焼けるように痛み、よだれや嘔吐を起こします。

  • アンズ

    アンズ

    毒のある部分:種・葉・茎(果肉は食べられる)

    種・葉・茎に青酸配糖体を含みます。果肉は問題ありませんが、種を割って中身を大量に食べると中毒のおそれがあります。犬が種を丸飲みすると腸閉塞の原因にもなります。

  • ウメ

    ウメ

    毒のある部分:未熟な実・種・葉・茎

    未熟な青梅の実や種、葉・茎に青酸配糖体を含みます。生の青梅は食べられず、梅干しや梅酒に加工すると分解されます。ASPCAは同じサクラ属の植物として犬・猫に有毒としています。

  • カランコエ

    カランコエ

    毒のある部分:全草

    強心作用のあるブファジエノライドを含み、嘔吐・下痢を起こします。まれに不整脈が出ることもあります。

  • クリスマスローズ

    クリスマスローズ

    毒のある部分:全草

    強心配糖体やプロトアネモニンを含み、よだれ・腹痛・下痢を起こします。樹液で肌がかぶれることもあるため、花がら摘みや株分けは手袋をして行います。

  • サクランボ

    サクランボ

    毒のある部分:種・葉・茎(果肉は食べられる)

    種・葉・茎に青酸配糖体を含みます。果肉は問題ありませんが、ペットに与えるときは種と茎を必ず取り除きます。

  • サトイモ

    サトイモ

    毒のある部分:全草(生のイモ・葉・茎)

    シュウ酸カルシウムを含み、生のまま口にすると口の中が腫れて痛みます。人は加熱すれば問題なく食べられますが、皮をむくと手がかゆくなることがあります。ペットには与えないようにします。

  • ザミオクルカス

    ザミオクルカス

    毒のある部分:全草

    ASPCAの一覧には載っていませんが、ポトスやモンステラと同じサトイモ科で、同じ針状のシュウ酸カルシウムを含みます。かじると口の中が腫れて痛み、よだれや嘔吐を起こします。

  • シクラメン

    シクラメン

    毒のある部分:全草(とくに塊茎)

    サポニンを含み、よだれ・嘔吐・下痢を起こします。塊茎(球根)を大量に食べると不整脈やけいれんを起こし、命に関わることもあります。

  • シンゴニウム

    シンゴニウム

    毒のある部分:全草

    針状のシュウ酸カルシウムを含み、かじると口の中が腫れて痛み、よだれや嘔吐を起こします。

  • ジャガイモ

    ジャガイモ

    毒のある部分:芽・緑色になった皮・葉と茎

    芽や緑色になった部分にソラニンなどを含み、吐き気・腹痛・下痢・頭痛を起こします。家庭菜園で育てた小さく未熟なイモは含有量が多いことがあり、学校菜園での食中毒も繰り返し起きています。芽と緑の部分は厚めに取り除きます。ASPCAはナス属の植物全般を犬・猫に有毒としています。

  • スイセン

    スイセン

    毒のある部分:全草(とくに球根)

    リコリンなどのアルカロイドを含み、嘔吐・下痢を起こします。大量に食べるとけいれんや不整脈も。葉をニラやノビル、球根をタマネギと間違える食中毒が毎年のように起きています。

  • スモモ

    スモモ

    毒のある部分:種・葉・茎(果肉は食べられる)

    種・葉・茎に青酸配糖体を含みます。果肉は問題ありませんが、ペットには種と茎を取り除いて与えます。

  • チューリップ

    チューリップ

    毒のある部分:全草(とくに球根)

    球根に毒が多く、犬・猫では嘔吐・下痢・よだれを起こします。人では球根や茎を扱ううちに指先がかぶれることがあります。

  • ディフェンバキア

    ディフェンバキア

    毒のある部分:全草

    シュウ酸カルシウムとたんぱく分解酵素を含み、口に入ると激しい痛みと腫れを起こします。英名の「ダムケーン(口がきけなくなる杖)」はここから来ています。子どもの手の届かない場所に置きます。

  • デルフィニウム

    デルフィニウム

    毒のある部分:全草(とくに種子・若い株)

    ジテルペン系アルカロイドを含み、神経や心臓に作用します。人が誤って食べると重い中毒を起こすおそれがあります。こぼれた種子や若い株の扱いに注意します。

  • ニチニチソウ

    ニチニチソウ

    毒のある部分:全草

    ビンカアルカロイドを含み、嘔吐・下痢・血圧低下のほか、大量に食べるとけいれんや昏睡を起こすことがあります。花壇で子どもやペットが口にしないよう注意します。

  • ヒヤシンス

    ヒヤシンス

    毒のある部分:全草(とくに球根)

    球根に毒が集中し、犬・猫では激しい嘔吐や下痢を起こすことがあります。人では球根の汁で肌がかぶれることがあるので、植え付けは手袋をして行います。

  • フィロデンドロン

    フィロデンドロン

    毒のある部分:全草

    針状のシュウ酸カルシウムを含み、かじると口の中が腫れて痛み、よだれや嘔吐、飲み込みにくさを起こします。

  • ポトス

    ポトス

    毒のある部分:全草

    針状のシュウ酸カルシウムを含み、かじると口の中や唇・舌が腫れて痛み、よだれや嘔吐、飲み込みにくさを起こします。人でも汁が肌につくとかぶれることがあります。

  • モモ

    モモ

    毒のある部分:種・葉・茎(果肉は食べられる)

    種・葉・茎に青酸配糖体を含みます。果肉は問題ありませんが、大きな種は犬が飲み込むと腸閉塞の原因にもなります。

  • モンステラ

    モンステラ

    毒のある部分:全草(熟していない実も)

    針状のシュウ酸カルシウムを含み、かじると口の中が腫れて痛み、よだれや嘔吐を起こします。

  • ロベリア

    ロベリア

    毒のある部分:全草

    ロベリンを含み、嘔吐・下痢・よだれ・腹痛のほか、心拍の乱れを起こすことがあります(ASPCAは同じロベリア属の植物として有毒としています)。

猫に軽度:軽い胃腸症状や皮膚炎(49種)

  • アイリス

    アイリス

    毒のある部分:全草(とくに根茎)

    よだれ・嘔吐・下痢・元気消失を起こすことがあり、根茎に最も多く含まれます。人でも根茎の汁で肌がかぶれることがあります。

  • アジサイ

    アジサイ

    毒のある部分:葉・つぼみ・根

    犬・猫では嘔吐・下痢を起こすことがあります。人では、料理の飾りに添えられた葉を食べて嘔吐やめまいを起こす食中毒が起きています。飾りでも食べないようにします。

  • アスパラガス

    アスパラガス

    毒のある部分:赤い実・茂った葉(食べる若芽は問題なし)

    食用の若芽は問題ありませんが、雌株につく赤い実を食べると胃腸の不調を起こすことがあり、茂った葉に何度も触れると皮膚炎の原因になります(ASPCAの記載は近縁のアスパラガス・ファーン)。

  • アネモネ

    アネモネ

    毒のある部分:全草

    ASPCAの一覧には載っていませんが、ラナンキュラスやクレマチスと同じキンポウゲ科で、同じ刺激性のプロトアネモニンを含みます。汁で肌がかぶれることがあり、食べると口の刺激や嘔吐の原因になります。

  • アロエ

    アロエ

    毒のある部分:葉の皮の部分(透明なゼリーは食べられる)

    サポニンやアントラキノンを含み、犬・猫では嘔吐・下痢・元気消失を起こすことがあります。人でも葉の皮の近くの黄色い汁には強い下剤作用があります。

  • イチジク

    イチジク

    毒のある部分:樹液・葉(熟した実は食べられる)

    白い樹液にたんぱく分解酵素やソラレンを含み、口の刺激や皮膚炎の原因になります。人は熟した実なら問題なく食べられますが、収穫のとき樹液で手がかぶれることがあります。

  • ウンベラータ

    ウンベラータ

    毒のある部分:樹液

    白い樹液にたんぱく分解酵素やソラレンを含み、口の刺激や皮膚炎の原因になります(ASPCAは同じフィカス属として有毒としています)。剪定のときは手袋をします。

  • オレガノ

    オレガノ

    毒のある部分:全草

    犬・猫が食べると軽い嘔吐や下痢を起こすことがあります。料理に少量使うぶんには問題ありません。

  • カモミール

    カモミール

    毒のある部分:全草

    犬・猫では皮膚炎・嘔吐・下痢・アレルギー反応を起こすことがあります(ASPCAの記載はローマンカモミール)。キク科の花粉にアレルギーのある人は、お茶を飲むときも注意します。

  • カーネーション

    カーネーション

    毒のある部分:全草

    犬・猫が食べると軽い胃腸症状、触れると軽い皮膚炎を起こすことがあります。

  • ガジュマル

    ガジュマル

    毒のある部分:樹液

    白い樹液にたんぱく分解酵素やソラレンを含み、口の刺激や皮膚炎の原因になります(ASPCAは同じフィカス属として有毒としています)。剪定のときは手袋をします。

  • キク

    キク

    毒のある部分:全草

    セスキテルペンラクトンやピレトリンなどを含み、犬・猫では嘔吐・下痢・よだれ・皮膚炎を起こすことがあります。食用菊として人が食べるぶんには問題ありません。

  • キャットミント

    キャットミント

    毒のある部分:全草

    猫が好むネペタラクトンを含み、たくさん食べると嘔吐や下痢を起こすことがあります(ASPCAの記載は同属のキャットニップ)。興奮する猫もいれば、落ち着く猫もいます。

  • キンカン

    キンカン

    毒のある部分:皮・葉・種

    かんきつ類の皮や葉の精油成分とソラレンを含み、犬・猫では嘔吐・下痢などを起こすことがあります(ASPCAは同じかんきつ類として有毒としています)。

  • クラッスラ

    クラッスラ

    毒のある部分:全草

    犬・猫では嘔吐や元気消失を起こすことがあり、猫ではふらつきが出ることもあります。

  • クレソン

    クレソン

    毒のある部分:全草

    犬・猫が食べると軽い嘔吐や下痢を起こすことがあります。

  • クレマチス

    クレマチス

    毒のある部分:全草

    刺激性のプロトアネモニンを含み、よだれ・嘔吐・下痢を起こすことがあります。人でも汁で肌がかぶれることがあるので、剪定は手袋をして行います。

  • グラジオラス

    グラジオラス

    毒のある部分:全草(とくに球茎)

    よだれ・嘔吐・下痢・元気消失を起こすことがあり、球茎(球根)に最も多く含まれます。

  • サンスベリア

    サンスベリア

    毒のある部分:全草

    サポニンを含み、犬・猫では嘔吐・下痢・よだれを起こすことがあります。

  • シェフレラ

    シェフレラ

    毒のある部分:全草

    サポニンやシュウ酸カルシウムを含み、犬・猫では口の刺激・よだれ・嘔吐を起こすことがあります。

  • スダチ

    スダチ

    毒のある部分:皮・葉・種

    かんきつ類の皮や葉の精油成分とソラレンを含み、犬・猫では嘔吐・下痢などを起こすことがあります(ASPCAは同じかんきつ類として有毒としています)。

  • ストレリチア

    ストレリチア

    毒のある部分:実・種

    主に実と種が原因で、犬・猫では軽い吐き気・嘔吐・眠気を起こすことがあります。

  • ゼラニウム

    ゼラニウム

    毒のある部分:全草

    精油成分(ゲラニオール・リナロール)を含み、犬・猫では嘔吐・食欲不振・皮膚炎を起こすことがあります。とくに猫は影響を受けやすいとされます。

  • タラゴン

    タラゴン

    毒のある部分:全草

    精油成分を含み、犬・猫が食べると軽い嘔吐や下痢を起こすことがあります。

  • ダリア

    ダリア

    毒のある部分:全草

    犬・猫が食べると軽い胃腸症状、触れると軽い皮膚炎を起こすことがあります。人では毒性は知られておらず、塊根はアステカの時代から食用にされてきた歴史があります。

  • トマト

    トマト

    毒のある部分:葉・茎・未熟な青い実(赤く熟した実は問題なし)

    葉・茎・未熟な実にアルカロイドを含み、犬・猫がかじると胃腸症状を起こすことがあります。赤く熟した実は問題ありません。菜園やプランターの茎葉をペットがかじらないよう注意します。

  • ドラセナ

    ドラセナ

    毒のある部分:全草

    サポニンを含み、犬・猫では嘔吐(まれに血が混じる)・食欲不振・よだれを起こします。猫では瞳孔が開くこともあります。

  • ナス

    ナス

    毒のある部分:葉・茎

    ナス科の葉や茎にはアルカロイドが含まれ、犬・猫がかじると胃腸症状を起こすことがあります(ASPCAはナス属の植物全般を有毒としています)。加熱した実は問題ありません。

  • ナデシコ

    ナデシコ

    毒のある部分:全草

    犬・猫が食べると嘔吐、触れると皮膚炎を起こすことがあります(ASPCAは同じナデシコ属として有毒としています)。

  • パセリ

    パセリ

    毒のある部分:全草

    フラノクマリンを含み、犬・猫では光線過敏(日焼けのような皮膚炎)を起こすことがあります。ただし症状が出るにはかなりの量が必要とされます。

  • フィカス・ベンガレンシス

    フィカス・ベンガレンシス

    毒のある部分:樹液

    白い樹液にたんぱく分解酵素やソラレンを含み、口の刺激や皮膚炎の原因になります(ASPCAは同じフィカス属として有毒としています)。剪定のときは樹液が肌につかないよう手袋をします。

  • プリムラ

    プリムラ

    毒のある部分:全草

    犬・猫では軽い嘔吐を起こすことがあります。一部の種類(プリムラ・オブコニカなど)は葉の毛に含まれる成分で人の肌がかぶれることがあります。

  • ベゴニア

    ベゴニア

    毒のある部分:全草(とくに地下部)

    水溶性のシュウ酸塩を含み、よだれや口の刺激を起こします。地下部にとくに多く、まれに腎障害の報告もあります。

  • ボリジ

    ボリジ

    毒のある部分:全草

    犬・猫では嘔吐・下痢・皮膚炎を起こすことがあります。人向けには花を飾りやサラダに少量使う程度にとどめ、葉を常食するのは避けます。

  • ポーチュラカ

    ポーチュラカ

    毒のある部分:全草

    水溶性のシュウ酸塩を含み、よだれや元気消失、下痢を起こすことがあります。まれに腎障害の報告もあります。

  • マジョラム

    マジョラム

    毒のある部分:全草

    犬・猫が食べると嘔吐や下痢を起こすことがあります。

  • ミニトマト

    ミニトマト

    毒のある部分:葉・茎・未熟な青い実(赤く熟した実は問題なし)

    葉・茎・未熟な実にアルカロイドを含み、犬・猫がかじると胃腸症状を起こすことがあります。赤く熟した実は問題ありません。

  • ミント

    ミント

    毒のある部分:全草

    精油成分を含み、犬・猫がたくさん食べると嘔吐や下痢を起こすことがあります。

  • ヤロウ

    ヤロウ

    毒のある部分:全草

    犬・猫では嘔吐・下痢・よだれ・皮膚炎を起こすことがあります。

  • ユズ

    ユズ

    毒のある部分:皮・葉・種

    かんきつ類の皮や葉の精油成分とソラレンを含み、犬・猫では嘔吐・下痢などを起こすことがあります(ASPCAは同じかんきつ類として有毒としています)。

  • ライム

    ライム

    毒のある部分:皮・葉・種

    皮や葉の精油成分とソラレンを含み、犬・猫では嘔吐・下痢・元気消失や光線過敏を起こすことがあります。

  • ラナンキュラス

    ラナンキュラス

    毒のある部分:全草

    刺激性のプロトアネモニンを含み、嘔吐・下痢・よだれ・口内のただれを起こすことがあります。人でも汁が肌につくと水ぶくれを起こすことがあります。

  • ラベンダー

    ラベンダー

    毒のある部分:全草

    リナロールなどの精油成分を含み、犬・猫では吐き気・嘔吐・食欲不振を起こすことがあります。濃縮された精油(アロマオイル)はさらに注意が必要です。

  • リンゴ

    リンゴ

    毒のある部分:種・葉・茎(果肉は食べられる)

    種・葉・茎に青酸配糖体を含みます。果肉は問題なく、ペットに与えるときは芯と種を取り除けば安心です。

  • レモン

    レモン

    毒のある部分:皮・葉・種

    皮や葉の精油成分とソラレンを含み、犬・猫では嘔吐・下痢・元気消失のほか、光線過敏による皮膚炎を起こすことがあります。

  • レモングラス

    レモングラス

    毒のある部分:全草

    犬・猫が食べると胃腸の不調を起こすことがあります。

  • レモンバーベナ

    レモンバーベナ

    毒のある部分:全草

    精油成分を含み、犬・猫では胃腸の不調を起こすことがあります。料理の香りづけに少量使う程度なら問題ないとされています。

  • ローリエ

    ローリエ

    毒のある部分:葉

    精油成分を含み、犬・猫では嘔吐・下痢を起こすことがあります。硬い葉を丸ごと大量に飲み込むと、腸に詰まるおそれもあります。

  • 温州みかん

    温州みかん

    毒のある部分:皮・葉・種

    かんきつ類の皮や葉の精油成分とソラレンを含み、犬・猫では嘔吐・下痢などを起こすことがあります(ASPCAは同じかんきつ類として有毒としています)。

猫に無毒とされる植物(61種)

Sources

情報の出典と注意事項

犬・猫:ASPCA(米国動物虐待防止協会)動物中毒管理センターが公開している有毒・無毒植物のリストと、植物ごとの有毒成分・症状の記載をもとに判定しています。品種そのものの記載がなく、同じ属の植物の記載をもとにした場合は、各品種の説明にその旨を書いています。

人:厚生労働省「自然毒のリスクプロファイル(高等植物)」と、有毒成分についての一般的な知見をもとにしています。

出典で確認できない植物は載せていません。掲載していない植物が安全だという意味ではありません。症状の出方は、食べた量・部位・体の大きさ・体質によって大きく変わります。この情報は診断や治療の代わりにはなりません。心配なときは必ず医師・獣医師に相談してください。

FAQ

よくある質問

ユリです。花・葉・茎・花粉・花瓶の水のすべてが危険で、少量でも急性腎不全を起こし、命に関わることがあります。カサブランカなどのユリを花束でもらったときも、猫のいる部屋には飾らないでください。

パキラ・カラテア・ペペロミア・コチョウラン・ビカクシダ・シャコバサボテンなどは、ASPCAで猫に無毒とされています。ただし、たくさんかじれば吐くこともあるので、猫が届かない場所に置くのが基本です。

よだれ・嘔吐・下痢・食欲不振が多く見られます。サトイモ科の観葉植物では口の腫れや痛み、ユリでは嘔吐のあと数日で尿が出なくなるなど腎臓の症状が出ます。症状が軽く見えても、食べた植物がわかっていればすぐに動物病院へ相談してください。

人の場合は、日本中毒情報センターの「中毒110番」(一般専用・24時間・無料)に相談できます。大阪 072-727-2499、つくば 029-852-9999 です。ペットの場合は、すぐにかかりつけの動物病院に連絡してください。どちらも、食べた植物の名前・部位・量・時間を伝えられるよう、植物の残りや写真を用意しておくと対応が早くなります。無理に吐かせるのは危険な場合があるので、自己判断は避けてください。

犬・猫はASPCA(米国動物虐待防止協会)動物中毒管理センターが公開する有毒・無毒植物のリストと、各植物の有毒成分・症状の記載をもとにしています。人への影響は、厚生労働省「自然毒のリスクプロファイル」と、有毒成分についての一般的な知見をもとにしています。出典で確認できない植物は、この一覧には載せていません。

いいえ。ASPCAで毒性が認められていないというだけで、食用として安全という意味ではありません。どんな植物でも、たくさん食べれば嘔吐や下痢を起こすことがあります。農薬や肥料がついている場合もあるので、ペットが植物をかじらない環境をつくることが基本です。

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