粘着わな(モウセンゴケ・ムシトリスミレ)2種
葉の表面の粘液で虫をくっつけて捕らえるタイプ。露をまとったように輝く葉が美しい種類です。
虫を捕らえる、驚きの仕組み
食虫植物は、養分の乏しい湿地で生き抜くために虫を捕らえる仕組みを進化させた植物です。壺型の袋にすべり落とすウツボカズラ、筒状の葉が立ち上がるサラセニア、二枚貝のような葉で挟むハエトリソウ、粘液で捕らえるモウセンゴケなど、捕らえ方はさまざま。観察する楽しさが格別な植物です。
5種を掲載
葉の表面の粘液で虫をくっつけて捕らえるタイプ。露をまとったように輝く葉が美しい種類です。
袋状の器官に虫をすべり落として捕らえるタイプ。捕虫袋そのものが観賞の見どころです。
二枚貝のような葉を閉じて挟むタイプ。動きが見える数少ない植物で、観察する楽しさがあります。
掲載中の食虫植物のうち、難易度が低く手間の少ない品種を選びました。
食虫植物に共通するコツは「土を乾かさない」ことと「肥料を与えない」ことです。多くは腰水(受け皿に水を張る)で管理し、用土は水苔や鹿沼土など肥料気のないものを使います。栄養は虫から得るため、肥料は逆に根を傷める原因になります。
🪰 食虫植物
Pinguicula
🪰 食虫植物
Dionaea muscipula
🪰 食虫植物
Nepenthes
🪰 食虫植物
Sarracenia
🪰 食虫植物
Drosera
屋外で育てていれば自然に虫を捕らえるため、あえて与える必要はありません。無理に与えると消化しきれず、袋や葉が傷むことがあります。
基本は雨水や精製水が向きます。水道水のミネラル分が蓄積すると生育が落ちることがあるため、腰水は定期的に入れ替えましょう。
種類によって正反対です。ウツボカズラなど熱帯性は室内で10〜15℃以上を保ち、サラセニアやハエトリソウなど温帯性は屋外で寒さに当てて休眠させます。