本文へスキップ
植物図鑑
🪴
白やクリーム色の斑が大胆に入る大きな葉のディフェンバキア
🪴 観葉植物

ディフェンバキア

Dieffenbachia Dieffenbachia / Dumb Cane

やさしい 難易度2(5段階中): やさしい 💰 鉢植えは800〜5000円

ディフェンバキアは、大きな葉に、白や、クリーム色、ライムグリーンの、鮮やかな、ふ(斑)や、霜降りのような模様が、大胆に入る、明るく、トロピカ...

かんたんに言うと

ディフェンバキアは、白やクリームの大胆な斑が入る、明るくトロピカルな観葉植物。耐陰性があり丈夫で育てやすい一方、樹液の毒性が強く、口に入れると激しくしびれるため「ダムケーン」とも呼ばれます。観賞は問題ありませんが誤食に注意。寒さと過湿にやや弱く冬は暖かい室内へ。

Profile

基本情報

ディフェンバキアは、大きな葉に、白や、クリーム色、ライムグリーンの、鮮やかな、ふ(斑)や、霜降りのような模様が、大胆に入る、明るく、トロピカルな印象の観葉植物です。緑の地に、白い、ふが、まだら状に、大きく入る姿は、ぱっと、目を引く、華やかさがあり、お部屋を、明るく、南国風に、演出してくれます。

葉の模様の入り方は、品種によって、さまざまで、白い部分が、多いもの、まだら模様のもの、葉脈に沿って、ふが入るものなど、バリエーション豊富。サトイモ科の植物で、ポトスや、アグラオネマ、モンステラなどの仲間です。熱帯アメリカが原産で、耐陰性が、ある程度あり、室内の、明るい日陰で、よく育つので、置き場所を選びにくく、生育も旺盛で、丈夫。

鮮やかな葉色で、人気の観葉植物です。ただし、ディフェンバキアは、注意が必要な、有毒植物としても、知られます。葉や茎の、樹液に、シュウ酸カルシウムを、多く含み、口に入れると、口の中や、のどが、激しく、しびれて、はれ、しゃべれなくなることから、英名で「ダム・ケーン(dumb cane=口がきけなくなる茎)」と、呼ばれるほど。

樹液が、肌につくと、かぶれることもあります。観賞には、まったく問題ありませんが、小さなお子さんや、ペットの、誤食には、十分、注意が必要です。鮮やかな葉色と、育てやすさをあわせもつ、トロピカルな観葉植物です。

分類
観葉植物 / その他・草姿
原産地
熱帯アメリカ、中央アメリカ、南アメリカ
別名
ディフェンバキア、ディーフェンバキア、シロガスリソウ、白絣草
価格目安
鉢植えは800〜5000円

💡豆知識

ディフェンバキアの、英名「ダム・ケーン(Dumb Cane)」は、直訳すると「口がきけなくなる茎」。これは、ディフェンバキアの、茎や葉の、樹液に、シュウ酸カルシウムの、針状結晶が、多く含まれ、誤って、口に入れると、口の中や、のど、舌が、激しく、しびれて、はれ上がり、一時的に、声が、出せなく(しゃべれなく)なる、という、強い刺激性に、由来する、おそろしい名前です。

かつては、その性質から、よくない目的に、悪用された、という、暗い歴史も、伝えられます。それほど、樹液の刺激が、強いので、ディフェンバキアを、扱うときは、注意が必要。剪定や、植え替えで、樹液に、触れる場合は、手袋をして、樹液が、肌や、目に、つかないようにし、作業後は、手を、よく洗います。

とくに、小さなお子さんや、ペットが、葉を、口に入れない場所で、育てることが、大切です。ただし、これは、あくまで、口に入れたり、樹液に、触れたりした場合の話で、ただ、飾って、眺める分には、まったく、問題なく、安全に、楽しめます。属名「Dieffenbachia(ディフェンバキア)」は、19世紀の、オーストリアの、植物学者(庭園長)、ヨーゼフ・ディフェンバッハに、ちなんで、名づけられました。

鮮やかな、白い斑の入る葉から、和名では「シロガスリソウ(白絣草)」とも、呼ばれ、その、明るく、華やかな葉色で、古くから、親しまれてきた、定番の観葉植物です。

Calendar

育成カレンダー

全国の月別育成カレンダー
作業 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植え替え
5月は植え替え
追肥
6月は追肥
8月は追肥
病害虫注意
7月は病害虫注意
関東の月別育成カレンダー
作業 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植え替え
5月は植え替え
追肥
6月は追肥
8月は追肥
病害虫注意
7月は病害虫注意
近畿の月別育成カレンダー
作業 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植え替え
5月は植え替え
追肥
6月は追肥
8月は追肥
病害虫注意
7月は病害虫注意

数字は月を表します。色帯のある月がその作業の適期です。上のタブで地域を切り替えられます。

At a glance

ひと目でわかる特徴

育てやすさ やさしい
収穫・開花の早さ
手軽さ(コスト) やや高め

Specs

形態と環境条件

形態

草丈
30〜120cm
株張り
20〜60cm

環境条件

日照
日陰
耐寒温度
10℃
耐暑温度
35℃
土壌pH
5.5〜6.5
水やり
表面が乾いたらたっぷり。冬は控えめに乾かし気味。葉水を好む。
肥料
観葉植物用肥料・緩効性化成肥料

How to grow

育て方ステップ

  1. 1

    置き場所を決める

    約7日

    ディフェンバキアは、熱帯アメリカの、木陰などで育つ植物なので、耐陰性が、ある程度あり、室内の、明るい日陰で、よく育ちます。レースのカーテン越しの、やわらかい光が差し込む、明るい窓辺が、理想的。明るい場所のほうが、白い斑の、模様が、はっきりと、葉色が、鮮やかに保てます。

    日照が、極端に不足すると、葉色が、ぼんやりしたり、新しい葉が、間のびしたりするので、できるだけ、明るい場所に置きます。ただし、強い直射日光は、葉焼けを起こして、葉が、傷むので、避けます。とくに、夏の、直射が強い窓辺や、屋外に出す場合は、レースカーテンなどで、光をやわらげます。

    ディフェンバキアは、寒さに、やや弱く、最低でも10度以上を保ちたい植物なので、冬は、暖かい室内に置きます。気温が、低すぎると、葉が、黄ばんだり、株が、傷んだりします。冷え込む窓際や、エアコンの、冷たい風・暖かい風が、直接当たる場所は、葉が傷んだり、乾燥したりするので、避けます。

    また、ディフェンバキアは、湿度の高い環境を好むので、乾燥しやすい場所より、適度に湿度のある場所が向きます。なお、置き場所を、選ぶときは、毒性のある植物なので、小さなお子さんや、ペットの、手の届かない場所を、選ぶと、安心です。

    💡明るい日陰で斑が鮮やかに(直射は葉焼け、暗いと葉色あせ)。寒さにやや弱く冬は10度以上。冷気・乾燥風を避ける。子ども・ペットの手の届かない場所に。

  2. 2

    水やり

    約30日

    ディフェンバキアの水やりは「土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまで、たっぷり与える」が基本です。生育期の、春から秋は、生育旺盛で、よく水を吸うので、土が乾いたら、たっぷりと与えます。とくに、夏は、乾きやすいので、水切れに注意します。一方、過湿による「根腐れ」に、やや弱いので、水のやりすぎには、注意が必要です。

    受け皿にたまった水は、必ず捨て、土が、常にじめじめした状態にならないようにします。生育が、ゆるやかになる冬は、水の吸収が、ぐっと減るので、水やりの回数を、減らし、土が乾いてから、数日おいて与えるくらいの、乾かし気味の管理にします。冬の水のやりすぎは、低温と相まって、根腐れの原因になるので、注意します。

    ディフェンバキアは、熱帯生まれで、空気の湿度が、高い環境を好むので、空気が乾燥する室内では、霧吹きで、葉に水をかける「葉水(はみず)」を、こまめに与えると、葉のつやが保て、ハダニなどの害虫の予防にもなります。大きな葉に、ほこりがたまったら、ぬれた布で、やさしく拭くと、白い斑の入る、鮮やかな葉色が、より引き立ちます。ただし、葉を拭くときに、もし、葉が、傷ついて、樹液が、出ている場合は、樹液に、触れないよう、注意します。

    💡乾いたらたっぷり、受け皿の水は捨てる。冬は乾かし気味に(過湿で根腐れ)。葉水で湿度とつやを保つ。葉を拭く際は樹液に注意。

  3. 3

    肥料と植え替え(毒性に注意)

    約14日

    肥料は、生育期の、春から秋(5〜9月)にだけ与えます。観葉植物用の、緩効性肥料を、土の上に置くか、薄めた液体肥料を、月に1〜2回程度、与えます。生育の止まる冬は、肥料を与えません。ディフェンバキアは、生育旺盛で、根の張りも早いので、1〜2年に一度を目安に、植え替えをします。

    鉢底から、根が出てきた、水の浸み込みが悪くなった、株が、大きく育って、鉢とのバランスが悪くなった、株元(茎)が、上に伸び上がってきた、などが、植え替えのサインです。適期は、生育期の、5〜7月ごろ。古い土を、軽く落とし、傷んだ根を整理して、一回り大きな鉢に、観葉植物用の、水はけのよい土で植え替えます。

    ここで、いちばん、大切な注意が「毒性」です。ディフェンバキアは、樹液に、シュウ酸カルシウムを、多く含み、肌に、つくと、かぶれたり、目に入ると、強い刺激があったりするので、植え替えや、後述の剪定・挿し木で、茎や葉を、切って、樹液に、触れる作業のときは、必ず、手袋をして、行います。

    樹液が、肌や、目に、つかないように、注意し、作業後は、手を、よく洗います。とくに、切った茎の、切り口からは、樹液が、出るので、注意します。植え替え後は、直射を避け、明るい日陰で養生させます。

    💡肥料は生育期だけ。生育旺盛で1〜2年に一度植え替え。切ると樹液が出てかぶれる・目に刺激→作業は必ず手袋、後で手を洗う。

  4. 4

    挿し木でふやす

    約30日

    ディフェンバキアは、挿し木で、ふやせます。適期は、生育期の、5〜7月ごろ。ディフェンバキアは、長く育てると、株元(茎)が、上に伸び上がって、下の葉が、落ち、姿が、間のびしてくることがあります。そんなときは、伸びた茎を、切って、挿し木にすると、仕立て直しと、ふやすことが、同時にできます。

    やり方は、茎を、葉のついた、先端部分(天芽=てんめ)や、葉のない、茎の途中の部分を、10cmほどに、切り分けます。葉のない、茎の部分は、横にして、土に、半分埋める「管挿し(くだざし)」という方法でも、節から、芽が出て、発根します。切った、挿し穂を、観葉植物用の土や、赤玉土などに挿し、明るい日陰で、土を乾かさないように管理すると、数週間で、根が出てきます。

    水に挿す「水挿し」でも、発根させられます。発根して、新しい葉が伸びたら、鉢に植え替えます。ここでも、重要な注意。挿し木のために、茎を、切ると、切り口から、刺激の強い、樹液が、出ます。この樹液は、肌に、つくと、かぶれ、口や、目に、入ると、激しい刺激があるので、必ず、手袋をして、作業し、樹液が、肌や、目に、つかないように、注意します。

    作業後は、手を、よく洗います。切った道具も、洗っておきます。毒性に、注意しながら、安全に、作業すれば、挿し木で、株を、ふやして、仕立て直しを、楽しめます。

    💡伸びた茎を切って挿し木(天芽挿し・管挿し・水挿し)でふやし、仕立て直しもできる(適期5〜7月)。切り口の樹液は刺激が強い→手袋必須、後で手洗い。

  5. 5

    毒性の注意と冬越し

    約120日

    ディフェンバキアを、育てるうえで、いちばん、知っておくべき、大切なことが「毒性」です。ディフェンバキアは、茎や葉の、樹液に、シュウ酸カルシウムの、針状結晶を、多く含み、誤って、口に入れると、口の中、舌、のどが、激しく、しびれて、はれ上がり、強い痛みや、よだれ、声が出にくくなる、などの、症状を、起こす危険があります。

    英名「ダム・ケーン(口がきけなくなる茎)」は、これに、由来します。樹液が、肌に、つくと、かぶれ、目に、入ると、強い刺激や、炎症を、起こすこともあります。そのため、ディフェンバキアは、あくまで、観賞用と心得て、絶対に、口にしないこと。とくに、なんでも、口に入れる、小さなお子さんや、葉を、かじる、ペットが、いる家庭では、手の、届かない場所で、育てること。

    剪定や、植え替えなど、樹液に、触れる作業のときは、手袋をして、作業後は、手を洗うこと。これらを、守れば、安全に、楽しめます。ただ、飾って、眺める分には、まったく問題ありません。次に、冬越し。ディフェンバキアは、寒さに、やや弱く、最低でも10度以上を保ちたい植物なので、気温が下がる秋には、暖かい室内に置き、冬は、できれば10度以上を保てる、暖かい場所で管理します。

    冷え込む窓際や、暖房・冷房の風が、直接当たる場所は、避けます。冬は、生育が、ゆるやかになるので、水やりを、乾かし気味に、控えめにします。暖房で、空気が乾燥する冬は、葉水を、ときどき与えて、湿度を保つとよいです。暖かくなる春に、新しい葉が、展開してきたら、徐々に、いつもの管理に戻します。鮮やかな葉色で、空間を、明るく彩る、人気の観葉植物。毒性にだけ、注意すれば、丈夫で、長く楽しめます。

    💡樹液の毒性が強い(誤食で口・のどが激しくしびれる)。観賞用と心得、子ども・ペットの手の届かない場所で育て、作業は手袋で。寒さにやや弱く冬は10度以上。

Checklist

育てる前のチェックリスト

  • ディフェンバキアの鉢植え

    白斑・まだらなど葉模様が選べる。

    800〜5,000円
  • 観葉植物用培養土

    水はけのよい観葉用の土。

    400〜1,000円
  • 手袋 (任意)

    樹液に触れる作業の必需品。

    200〜1,000円
  • 観葉植物用肥料 (任意)

    生育期の施肥に。

    400〜1,000円
初期費用の目安(必須のみ) 1,200〜6,000円

Pests & Diseases

かかりやすい病害虫

害虫

アブラムシ

まれ

症状: 新芽が縮れる、葉がべたつく、すす病を誘発。

予防: 風通しを良くし、窒素過多を避ける。シルバーマルチで忌避。

対処: 見つけ次第捕殺、牛乳スプレーや薬剤で防除。

害虫

ハダニ

時々

症状: 葉に白いかすり状の斑点、ひどいと葉が枯れる。

予防: 葉裏への葉水で乾燥を防ぐ。

対処: 葉裏への葉水を継続し、専用の殺ダニ剤を使用する。

Common mistakes

失敗あるある TOP3

⚠ 樹液の毒性による刺激・誤食

誤食で口やのどが激しくしびれ、樹液でかぶれます。

原因: 子ども・ペットの誤食、作業中の樹液の付着。

対策: 観賞用と心得て手の届かない場所で育て、作業は手袋をして後で手を洗います。

⚠ 冬の寒さで傷む

冬に葉が黄ばみ、株が弱ります。

原因: 10度以下の低温、冷気。

対策: 冬は10度以上の暖かい室内に置き、冷え込む窓際や冷暖房の風を避けます。

⚠ 過湿で根腐れ

株元が傷み、葉が次々黄ばみます。

原因: 水のやりすぎ、受け皿の水のため込み。

対策: 乾いてから水やりし受け皿の水は捨て、冬は乾かし気味にします。

FAQ

よくある質問

はい、ディフェンバキアは耐陰性があり、丈夫で生育旺盛なので、育てやすい観葉植物です。明るい日陰に置き、土が乾いたら水をやり、冬は暖かい室内で乾かし気味にする基本を守れば、鮮やかな葉色を長く楽しめます。ただし樹液の毒性が強いので、誤食に注意し、剪定などの作業時は手袋をすることが大切です。

ディフェンバキアは樹液にシュウ酸カルシウムを多く含み、誤って口に入れると、口の中・舌・のどが激しくしびれてはれ上がり、声が出にくくなることから「ダムケーン(口がきけなくなる茎)」と呼ばれます。樹液が肌につくとかぶれ、目に入ると強い刺激があります。観賞は問題ありませんが、子どもやペットの誤食に注意し、作業時は手袋をして手を洗います。

耐陰性があるので、レースカーテン越しの光が差す明るい日陰が理想です。明るい場所のほうが白い斑の模様が鮮やかに保てます。暗すぎると葉色がぼんやりします。強い直射は葉焼けの原因になるので避けます。寒さにやや弱いので冬は10度以上の暖かい室内へ。毒性があるので子どもやペットの手の届かない場所を選ぶと安心です。

ディフェンバキアは長く育つと株元(茎)が上に伸び上がり、下葉が落ちて間のびすることがあります。生育期(5〜7月)に、伸びた茎を切って挿し木にすると、仕立て直しとふやすことが同時にできます。切ると樹液が出るので、必ず手袋をして作業し、後で手を洗います。切った天芽や茎を土や水に挿すと発根します。

挿し木でふやせます。生育期(5〜7月)に、葉のついた先端(天芽)や、葉のない茎を10cmほどに切り、土や水に挿すと発根します。葉のない茎を横にして土に半分埋める「管挿し」でも芽が出ます。ただし切り口から刺激の強い樹液が出るので、必ず手袋をして作業し、樹液が肌や目につかないよう注意し、後で手を洗います。

ディフェンバキアは寒さにやや弱く、最低でも10度以上を保ちたい植物です。冬は暖かい室内に置き、冷え込む窓際や冷暖房の風が当たる場所を避けます。冬は生育がゆるやかになるので水やりを乾かし気味に控えめにし(低温+過湿で根腐れ)、暖房の乾燥には葉水で対応します。

Related

同じカテゴリの植物

Compare

ほかの植物と比較する

Rankings

ディフェンバキアが選ばれているランキング

ディフェンバキアは、次の目的別ランキングに入っています。ほかのおすすめ植物もチェックできます。

Same family

同じ科の植物

ディフェンバキアを育ててみませんか?

育成記録をつけたり、お気に入りに登録して栽培を楽しみましょう。