ジギタリス
Digitalis purpurea Foxglove / Digitalis
ジギタリスは、すらりと、高く伸びた、花茎に、釣り鐘形(ベル形)の、かわいらしい花を、下から上へと、塔のように、たくさん連ねて咲かせる、初夏を...
かんたんに言うと
ジギタリス(キツネノテブクロ)は、釣り鐘形の花を塔のように連ねて咲かせる、背高く存在感のある初夏の草花。イングリッシュガーデンの定番です。二年草または短命の多年草で、丈夫でこぼれ種でもふえます。ただし全草が有毒(強心配糖体)なので、誤食に厳重注意が必要です。
Profile
基本情報
ジギタリスは、すらりと、高く伸びた、花茎に、釣り鐘形(ベル形)の、かわいらしい花を、下から上へと、塔のように、たくさん連ねて咲かせる、初夏を彩る、存在感抜群の、草花です。1mを超える、高さに、なるものも、あり、その、すっと立ち上がる、花穂は、イングリッシュガーデン(イギリス風の庭)の、代表的な、花として、たいへん人気。
花色は、ピンク、紫、白、黄、赤、アプリコットなど、豊富で、花の、内側に、点々と入る、斑点模様も、特徴的で、愛らしい、アクセントに、なっています。和名を「キツネノテブクロ(狐の手袋)」といい、これは、英名「フォックスグローブ(foxglove=狐の手袋)」を、訳したもので、釣り鐘形の花を、狐の、手袋に、見立てた、かわいらしい名前です。
ジギタリスは、オオバコ科(旧ゴマノハグサ科)の、二年草、または、短命の、多年草で、ヨーロッパ原産。花壇の、後方に植えて、高さと、縦のラインを、出す「バックの花」として、また、ナチュラルガーデンの、主役として、よく使われます。比較的、丈夫で、こぼれ種でも、ふえますが、注意したいのが、ジギタリスは、全草に、強い毒(強心配糖体ジギトキシンなど)を、もつ、有毒植物だということ。
じつは、この成分は、心臓の、薬の、原料にも、なる、薬草でもありますが、誤食は、たいへん危険なので、扱いには、注意が、必要です。背高く、優美で、ナチュラルな、人気の庭の花です。
💡豆知識
ジギタリスの、属名「Digitalis(ジギタリス)」は、ラテン語で「指(ディギトゥス)」を、意味する言葉に、由来します。これは、釣り鐘形の、花の中に、指を、すっぽりと、入れられる、その、花の形に、ちなみます。英名「フォックスグローブ(foxglove=狐の手袋)」、和名「キツネノテブクロ(狐の手袋)」も、同じく、その、手袋のような、花の形に、由来する、かわいらしい名前です。
ジギタリスは、その、優美な、見た目とは、裏腹に、全草に、強い毒(強心配糖体の、ジギトキシン、ジゴキシンなど)を、含む、有毒植物として、知られます。誤って、口に入れると、おう吐や、下痢、めまい、不整脈(脈の、乱れ)など、重い、中毒症状を、起こし、ときに、命に、関わる、危険も、あります。
一方で、この、ジギタリスの、成分は、古くから、心臓の、働きを、助ける、薬(強心剤・心不全の薬)として、利用されてきました。18世紀の、イギリスの、医師、ウィリアム・ウィザリングが、ジギタリスの、薬効を、研究し、心臓病の、治療に、用いた、ことは、有名で、現代でも、ジギタリス由来の、成分が、心臓の薬として、使われています。
まさに「薬と毒は、紙一重」を、地で行く、植物です。ただし、これは、あくまで、医療の、専門家が、厳密に、量を、管理して、使う、もので、家庭で、絶対に、口にしては、いけません。観賞用と、心得て、小さなお子さんや、ペットが、誤って、口に入れない場所で、育て、作業後は、手を、洗うことが、大切です。美しいけれど、毒を、もつ、というのも、ジギタリスの、ミステリアスな、魅力の、ひとつです。
Calendar
育成カレンダー
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 種まき | 9月は種まき | |||||||||||
| 植え付け | 4月は植え付け | |||||||||||
| 開花 | 6月は開花 | |||||||||||
| 追肥 | 5月は追肥 |
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 種まき | 9月は種まき | |||||||||||
| 植え付け | 4月は植え付け | |||||||||||
| 開花 | 6月は開花 | |||||||||||
| 追肥 | 5月は追肥 |
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 種まき | 9月は種まき | |||||||||||
| 植え付け | 4月は植え付け | |||||||||||
| 開花 | 6月は開花 | |||||||||||
| 追肥 | 5月は追肥 |
数字は月を表します。色帯のある月がその作業の適期です。上のタブで地域を切り替えられます。
At a glance
ひと目でわかる特徴
Specs
形態と環境条件
形態
- 草丈
- 60〜150cm
- 株張り
- 30〜50cm
- 花のサイズ
- 釣り鐘形の花(桃/紫/白/黄・斑点入り)
環境条件
- 日照
- 日なた
- 耐寒温度
- -15℃
- 耐暑温度
- 30℃
- 土壌pH
- 6.0〜7.0
- 水やり
- 土の表面が乾いたらたっぷり。過湿と夏の蒸れに注意。
- 肥料
- 緩効性化成肥料・液体肥料
How to grow
育て方ステップ
-
1
種まき・植え付け
約14日ジギタリスは、二年草(または、短命の多年草)で、種からも、苗からも育てられます。種からまく場合は、春(4〜5月)か、秋(9〜10月)が、適期。二年草の、ジギタリスは、一般に、1年目に、葉を、ロゼット状(地面に、放射状に、葉を広げた、状態)に、茂らせて、株を、育て、2年目の、初夏に、花を咲かせる、というサイクルです。
そのため、春や、秋に、種をまいたり、苗を植えたりして、株を、育て、翌年の、初夏の、開花を、待ちます。手軽なのは、春に、開花株(つぼみつき、または、咲き始めの苗)や、秋に、苗を、植え付ける方法です。種は、細かく、光を好む「好光性種子」なので、まいたあと、土を、厚くかけず、ごく薄く、覆土します。
植え付け場所は、日当たり〜半日陰の、水はけのよい場所を選びます。ジギタリスは、日なたでも、半日陰でも育ち、夏の、強い西日などは、避けたほうが、よいです。ジギタリスは、背が、高く(1mを超える)育つので、花壇の、後方(バック)に植えて、高さと、縦のラインを、出すのに、ぴったり。
株間は、30〜40cmほど、あけて植えます。土に、元肥を、施しておきます。なお、ジギタリスは、全草が、有毒なので、植え付けの、あとは、手を、よく洗います。
💡二年草で1年目に葉を育て2年目初夏に開花。種まきは春か秋、好光性で薄く覆土。日当たり〜半日陰の水はけのよい場所、花壇の後方に。作業後は手を洗う。
-
2
水やりと肥料
約60日ジギタリスの水やりは、土の表面が乾いたら、たっぷりと、与えます。ジギタリスは、適度な、湿り気を、好みますが、過湿は、根を、傷めるので、水はけは、確保し、水のやりすぎや、いつもじめじめした状態は、避けます。とくに、ジギタリスは、ヨーロッパの、涼しい気候の、植物で、日本の、高温多湿の、夏が、やや苦手なので、夏は、過湿や、蒸れに、注意します。
鉢植えは、乾きやすいので、生育期は、こまめに、水やりしますが、やはり、過湿には、注意します。肥料は、植え付け時の、元肥に加えて、生育期(とくに、花茎が、伸びて、つぼみが、つく、春)に、追肥を、すると、花つきが、よくなります。緩効性肥料や、薄めの、液体肥料を、与えます。
ただし、肥料の、与えすぎは、株が、軟弱になって、倒れやすく、なったり、病気が、出やすく、なったり、するので、控えめにします。1年目の、株を、育てる時期も、水と、肥料を、適度に、与えて、株を、しっかり、大きく、育てておくと、2年目に、立派な、花穂が、上がります。
なお、水やりや、世話のときに、ジギタリスの、茎葉に、触れたり、樹液が、ついたり、することが、ありますが、有毒なので、作業後は、手を、よく洗い、目や、口を、こすらないように、注意します。
💡乾いたらたっぷり、過湿と夏の蒸れに注意(涼しい気候の植物)。生育期(花茎が伸びる春)に追肥で花つき向上、多肥は倒伏・軟弱に。作業後は手を洗う。
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3
支柱立てと開花
約30日ジギタリスは、2年目の、初夏(5〜6月ごろ)に、ロゼット状の、葉の、中心から、すらりと、高い、花茎を、立ち上げ、その、花茎に、釣り鐘形の、かわいらしい花を、下から上へと、塔のように、たくさん、連ねて、咲かせます。1mを超える、高さに、なる、花穂は、たいへん、見ごたえが、あり、花壇に、高さと、存在感を、出します。
花色は、ピンク、紫、白、黄、赤、アプリコットなど、豊富で、花の、内側に、点々と入る、斑点模様も、愛らしい、特徴です。ジギタリスは、背が、高いので、花穂が、伸びて、つぼみが、ふくらみ、重く、なると、風や、雨で、倒れやすく、なります。そこで、花茎が、伸びてきたら、支柱を、立てて、支えると、姿よく、まとまり、倒伏を、防げます。
とくに、株が、大きく、花穂が、立派なものや、風の、当たる場所では、早めに、支柱を、立てておくと、安心です。花は、下から、順に、咲いていくので、しばらく、楽しめます。咲き終わった、花がらは、摘み取ります。花穂の、下のほうの、花が、終わってきたら、その、花穂を、早めに、切ると、株の、消耗を、防げます。
ジギタリスは、縦の、ラインを生かした、切り花としても、楽しめますが、ここでも、注意。ジギタリスは、全草が、有毒で、その毒は、切り花を、生けた、花瓶の水にも、溶け出すと、いわれます。生けた水を、誤って、飲んだり、ほかの、食器と、一緒に、扱ったり、しないよう、また、小さなお子さんや、ペットが、花や、水に、触れたり、口にしたり、しないよう、置き場所には、十分、注意します。
💡2年目初夏に塔状の花穂が立つ。背が高く倒れやすいので早めに支柱で支える。下から順に咲く。切り花の生けた水も有毒なので扱いに注意。
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4
こぼれ種・種とりで更新する
約30日ジギタリスは、二年草(または、短命の多年草)なので、花を、咲かせて、種を、つけた、株は、その後、枯れてしまうことが、多いです(一部の、品種は、数年、咲く、多年草性のものも、あります)。そのため、毎年、楽しむには、株を、更新していく、必要が、あります。
いちばん、手軽なのが「こぼれ種」での、更新。ジギタリスは、花が、終わると、たくさんの、細かい種を、つけ、これが、こぼれて、自然に、発芽し、翌年、翌々年と、芽を出して、ふえていきます。こぼれ種から、育った株が、また、花を咲かせる、というサイクルが、自然に、できると、毎年、ジギタリスを、楽しめます。
こぼれ種を、生かしたい場合は、花がらを、すべて、摘まずに、一部の、花穂を、残して、種を、つけさせ、こぼれさせます。または、種を、自分で、採取して、好きな場所に、まくことも、できます。花後に、茶色く、熟した、種を、採取して、乾かして、保存し、春や、秋に、まきます。
ただし、ここでも、種を、扱うときは、有毒なので、注意し、作業後は、手を、洗います。種が、たいへん、細かいので、まくときは、薄く、ばらまきます。こぼれ種や、種とりで、世代交代させながら、ジギタリスを、絶やすことなく、楽しめます。ナチュラルガーデンでは、こぼれ種で、あちこちから、ジギタリスが、立ち上がる、自然な、景色が、人気です。
💡二年草で花後に枯れることが多い→こぼれ種や種とりで更新。種を残して自然にこぼれさせると毎年咲く。種も有毒なので作業後は手を洗う。
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5
毒性の注意と夏越し・冬越し
約120日ジギタリスを、育てるうえで、いちばん、大切なのが「毒性」への、注意です。ジギタリスは、花・葉・茎・根・種など、全草に、強い毒(強心配糖体の、ジギトキシンなど)を、含む、有毒植物です。誤って、口に入れると、おう吐、下痢、めまい、不整脈など、重い、中毒症状を、起こし、ときに、命に、関わる、危険も、あります。
そのため、ジギタリスは、あくまで、観賞用と、心得て、絶対に、口にしないこと。とくに、なんでも、口に入れる、小さなお子さんや、ペットが、いる家庭では、手の、届かない場所で、育てること。また、葉が、コンフリーなどの、食用の、ハーブや、野菜に、似ていることがあり、誤食事故も、報告されているので、食用植物の、近くには、植えないこと。
剪定や、植え付け、種とりなど、ジギタリスに、触れる、作業の、あとは、手を、よく洗い、目や、口を、こすらないこと。切り花を、生けた水にも、注意すること。これらを、守れば、安全に、楽しめます。次に、夏越しと、冬越し。ジギタリスは、ヨーロッパの、涼しい気候の、植物で、日本の、高温多湿の、夏が、やや苦手です。
花後の、1年目の、株や、多年草性の株は、夏に、風通しのよい、涼しい、半日陰で、過湿を、避けて、夏を、越させます。蒸れに、注意します。一方、寒さには、比較的、強く、ロゼット状の、株は、寒さに、当たりながら、冬を越し、その、寒さを、経験することで、翌春の、開花が、進みます。
地植えなら、防寒は、ほとんど、不要です。毒性にだけ、しっかり、注意すれば、ジギタリスは、丈夫で、背高い、優美な花穂で、初夏の、庭を、彩ってくれる、人気の、草花です。
💡全草が強い毒(誤食でおう吐・不整脈など重篤)。観賞用と心得、子ども・ペットの手の届かない場所で育て、食用植物の近くに植えず、作業後は手を洗う。夏の蒸れに注意、寒さには強い。
Checklist
育てる前のチェックリスト
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✓300〜700円
ジギタリスの苗
春・秋に出回る。花色が選べる。
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○200〜400円
ジギタリスの種 (任意)
好光性種子。薄くまく。こぼれ種でもふえる。
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○200〜800円
支柱 (任意)
背高い花穂の倒伏防止に。
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○400〜1,000円
草花用培養土 (任意)
水はけのよい土。
Pests & Diseases
かかりやすい病害虫
アブラムシ
時々症状: 新芽が縮れる、葉がべたつく、すす病を誘発。
予防: 風通しを良くし、窒素過多を避ける。シルバーマルチで忌避。
対処: 見つけ次第捕殺、牛乳スプレーや薬剤で防除。
灰色かび病
時々症状: 花弁や果実が褐変し灰色のカビに覆われる。
予防: 枯れ花をこまめに除去、密植を避ける。
対処: 罹病部を処分し殺菌剤を散布。
Flower meaning
花言葉
-
「熱愛・胸の思い」
ピンク
釣り鐘形の花が胸の高鳴りを思わせることにちなむとされます。
-
「不誠実・隠されぬ愛」
紫
美しくも毒をもつ、二面性のある花の性質にちなむとされています。
-
「私はあなたを誤解していた」
白
薬にも毒にもなる、ジギタリスの両面性にちなむとされます。
Common mistakes
失敗あるある TOP3
⚠ 全草が有毒で誤食の危険
誤食でおう吐・不整脈など重い中毒を起こします。
原因: 子ども・ペットの誤食、食用植物(コンフリー等)との誤認、生けた水の誤飲。
対策: 食用植物の近くに植えず、口にしない場所で育て、作業後は手を洗います。
⚠ 夏の高温多湿・蒸れで枯れる
夏に株が弱り、枯れることがあります。
原因: 涼しい気候の植物で、高温多湿・過湿・蒸れが苦手。
対策: 夏は風通しのよい涼しい半日陰で、過湿を避けて夏越しさせます。
⚠ 背が高く倒れる
花穂が風雨で倒れます。
原因: 支柱なし、肥料の与えすぎで軟弱、強い風雨。
対策: 伸びたら早めに支柱で支え、肥料は控えめにし、日当たりよく育てます。
FAQ
よくある質問
はい、ジギタリスは比較的丈夫で育てやすく、背高い花穂で庭に存在感を出せます。こぼれ種でもふえます。日当たり〜半日陰の水はけのよい場所に植え、夏の蒸れに注意し、背が高いので支柱で支えます。ただし全草が有毒なので、誤食に厳重注意し、子どもやペットの手の届かない場所で育て、作業後は手を洗うことが大切です。
ジギタリスは花・葉・茎・根・種など全草に強い毒(強心配糖体)を含み、誤食するとおう吐・下痢・めまい・不整脈など重い中毒症状を起こし、命に関わる危険もあります。葉が食用のコンフリー等に似て誤食事故も報告されています。観賞用と心得て、食用植物の近くに植えず、子どもやペットが口にしない場所で育て、作業後は手を洗います。
ジギタリスは多くが二年草で、1年目に葉をロゼット状に茂らせて株を育て、2年目の初夏に花を咲かせて種をつけ、その後枯れる、というサイクルです(一部は数年咲く多年草性も)。そのため、毎年楽しむには、こぼれ種や種まきで株を更新していきます。種を残して自然にこぼれさせると、毎年どこかで花が咲きます。
ジギタリスは1mを超える背高い花穂をつけるので、つぼみがふくらんで重くなると風雨で倒れやすいです。花茎が伸びてきたら早めに支柱を立てて支えます。風の当たる場所や、株が大きく花穂が立派なものはとくに早めに支えます。日当たりよく育てて茎をがっしりさせ、肥料を与えすぎないことも倒伏防止になります。
ジギタリスはヨーロッパの涼しい気候の植物で、日本の高温多湿の夏がやや苦手です。花後の1年目の株や多年草性の株は、夏に風通しのよい涼しい半日陰で、過湿と蒸れを避けて夏を越させます。水のやりすぎに注意し、傷んだ葉を取り除きます。寒さには比較的強く、冬は地植えなら防寒はほとんど不要です。
はい、こぼれ種でよくふえます。花後に細かい種をたくさんつけ、これがこぼれて翌年・翌々年と発芽してふえます。種を残して自然にこぼれさせるか、茶色く熟した種を採取して春・秋にまきます。種が細かいので薄くまきます。種も有毒なので作業後は手を洗います。ナチュラルガーデンではこぼれ種で広がる景色が人気です。
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