うどんこ病
カビ(糸状菌)が原因の、もっともよく見る病気のひとつ。葉や茎の表面に白い粉をふいたような斑点が出て、放置すると葉全体が白くおおわれます。光合成がさまたげられ、生育が弱って花つき・実つきも悪くなります。ウリ科・バラ科・キク科でとくに多く見られます。
この病気が発生しやすい植物:当サイト掲載 53種
Symptoms
こんな症状が出ます
はじめは葉の表面に小さな白い斑点が点々と現れ、しだいに広がって、粉をまぶしたような状態になります。進行すると葉が黄ばんで縮れ、やがて落葉。新芽やつぼみが侵されると、花が咲かなかったり奇形になることもあります。白い粉は手でこすると取れるのが特徴です。
When & why
発生しやすい時期・条件
発生しやすい時期
春(5〜6月)と秋(9〜10月)
発生しやすい条件
昼夜の気温差が大きく、乾燥ぎみで風通しが悪いときに発生しやすくなります。窒素肥料の与えすぎで葉がやわらかく茂っていると、とくに感染しやすくなります。
Prevention
予防のしかた
- 株間をあけて植え、風通しと日当たりをしっかり確保する
- 茂りすぎた葉や下葉を間引き、株の内側まで風と光を通す
- 窒素肥料を与えすぎず、葉を硬く丈夫に育てる
- 水やりは株元へ。葉にかけるなら、よく乾く晴れた日の午前中に
- 毎日の観察で早めに見つけ、初期の白い葉を取り除く
Treatment
出たときの対処
- 白くなった葉は早めに摘み取り、ゴミとして処分する(堆肥には入れない)
- 発生初期は重曹スプレーや市販の殺菌剤で広がりを抑える
- 被害が広がった株は思いきって切り戻し、風通しを回復させる
重曹スプレーの作り方
水1Lに重曹を小さじ1/2(約2〜3g)、植物油と台所用中性洗剤を数滴加えてよく混ぜ、葉の表裏にうすく霧吹きします。濃すぎると葉が傷む(薬害)ので必ずうすめに。晴れた日の朝に、数日おきに繰り返すのがコツです。
見分け方のヒント:同じ「白い」症状でも、ハダニの食害痕(かすり状)とは別物です。うどんこ病は拭くと取れる粉状、ハダニは葉裏に小さな虫がいる点で見分けられます。
Affected plants
この病害虫が発生しやすい植物
うどんこ病に注意したい植物です。各ページで、その植物に特化した育て方・対策も確認できます。
バラ
花
よく発生
キュウリ
野菜
よく発生
ジニア
花
よく発生
カボチャ
野菜
よく発生
ブドウ
果樹
よく発生
ズッキーニ
野菜
よく発生
スイカ
野菜
よく発生
スナップエンドウ
野菜
よく発生
モナルダ
ハーブ
よく発生
グーズベリー
果樹
よく発生
メロン
野菜
よく発生
ヒマワリ
花
時々発生
スカビオサ
花
時々発生
ミント
ハーブ
時々発生
マツムシソウ
花
時々発生
アサガオ
花
時々発生
コスモス
花
時々発生
ローズマリー
ハーブ
時々発生
オレガノ
ハーブ
時々発生
レモンバーム
ハーブ
時々発生
アジサイ
花
時々発生
ダリア
花
時々発生
セージ
ハーブ
時々発生
キク
花
時々発生
キンセンカ
花
時々発生
スイートピー
花
時々発生
ゴーヤ
野菜
時々発生
カモミール
ハーブ
時々発生
カキ
果樹
時々発生
ベゴニア
花
時々発生よくある質問
はじめは葉の表面に小さな白い斑点が点々と現れ、しだいに広がって、粉をまぶしたような状態になります。進行すると葉が黄ばんで縮れ、やがて落葉。新芽やつぼみが侵されると、花が咲かなかったり奇形になることもあります。白い粉は手でこすると取れるのが特徴です。
春(5〜6月)と秋(9〜10月)に発生しやすくなります。昼夜の気温差が大きく、乾燥ぎみで風通しが悪いときに発生しやすくなります。窒素肥料の与えすぎで葉がやわらかく茂っていると、とくに感染しやすくなります。
株間をあけて植え、風通しと日当たりをしっかり確保する 茂りすぎた葉や下葉を間引き、株の内側まで風と光を通す 窒素肥料を与えすぎず、葉を硬く丈夫に育てる 水やりは株元へ。葉にかけるなら、よく乾く晴れた日の午前中に 毎日の観察で早めに見つけ、初期の白い葉を取り除く
白くなった葉は早めに摘み取り、ゴミとして処分する(堆肥には入れない) 発生初期は重曹スプレーや市販の殺菌剤で広がりを抑える 被害が広がった株は思いきって切り戻し、風通しを回復させる
うどんこ病は53種以上の植物で見られます。とくにバラ、ヒマワリ、スカビオサ、キュウリ、ミントなどで発生しやすいので注意しましょう。
どの病害虫かわからないとき
症状を選ぶだけで、原因として疑わしい病害虫をしぼり込めます。