グリーンネックレス
Curio rowleyanus String of Pearls
グリーンネックレスは、まんまるの、緑色の、小さな粒(玉)が、まるで、ビーズの首飾り(ネックレス)のように、つるに、連なって、垂れ下がる、たい...
かんたんに言うと
グリーンネックレス(みどりの鈴)は、まんまるの粒がビーズのように連なって垂れる、かわいい人気のつる性多肉植物。ハンギングで垂らすとおしゃれです。乾燥に強く挿し木で簡単にふえます。日光を好み、過湿と夏の蒸れに弱いので、水はけよく乾かし気味に風通しよく育てます。
Profile
基本情報
グリーンネックレスは、まんまるの、緑色の、小さな粒(玉)が、まるで、ビーズの首飾り(ネックレス)のように、つるに、連なって、垂れ下がる、たいへんかわいらしい、つる性の多肉植物です。その、ユニークで、愛らしい姿から「グリーンネックレス」「みどりの鈴(すず)」と呼ばれ、ハンギングや、棚の上から、つるを、すらりと垂らして飾ると、おしゃれな、インテリアグリーンとして、絶大な人気を誇ります。
ぷっくりとした、まるい粒は、じつは、葉が、水をためて、球状に、変化したもの。乾燥に強い、多肉植物ならではの、形です。よく見ると、粒には、半透明の、すじ(窓)が入っていて、ここから、光を、取り込んで、光合成を、しています。グリーンネックレスは、キク科の、多肉植物で、もともとは「セネシオ(Senecio)」属に、分類されていましたが、現在は「クリオ(Curio)」属に、分類し直されています(流通名は、今も、セネシオや、グリーンネックレスが、主流)。
南アフリカの、乾燥地が原産で、乾燥に強く、丈夫で、生育旺盛、つるを、ぐんぐん伸ばし、挿し木でも、簡単にふやせる、育てやすさも、人気の理由。条件が合うと、冬から春に、白い、線香花火のような、小さな花を咲かせ、シナモンに似た、よい香りが、することも。
日光を、好み、過湿と、夏の蒸れには、やや弱いので、水はけよく、乾かし気味に、風通しよく、管理します。まるい粒が、連なって垂れる姿が、とにかく、かわいい、人気の多肉植物です。
💡豆知識
グリーンネックレスの、まんまるの粒(玉)は、じつは、葉が、変化したもの。なぜ、こんな、丸い形に、なったかというと、表面積を、できるだけ、小さくして、体から、水分が、蒸発するのを、防ぐ、乾燥地で、生き抜くための、工夫だといわれます。丸い粒の、表面には、よく見ると、半透明の、細い線(窓=まど)が、入っていて、これは「光の窓」と呼ばれ、ここから、光を、内部に取り込んで、丸い葉の、内側で、効率よく、光合成を、するための、しくみです。
リトープスの「窓」と、同じ、発想で、乾燥地の植物の、おもしろい、進化です。グリーンネックレスは、キク科の植物で、意外なことに、ヒマワリや、マーガレット、タンポポなどの、仲間。条件が合うと、冬から春にかけて、つるの先に、白い、ふわふわとした、線香花火のような、小さな花を咲かせ、よく見ると、キク科らしい、つくりをしています。
この花は、シナモンや、ココアに似た、甘い、よい香りが、することでも、知られ、花が咲くと、思わぬ、香りの、プレゼントに、なります。グリーンネックレスの、仲間(クリオ/セネシオ属)には、粒が、とがった、三日月形の「三日月ネックレス(ピーチネックレス)」、粒が、涙のしずく形の「ルビーネックレス(紫月=赤紫に紅葉する)」、イルカが、跳ねるような形の葉の「ドルフィンネックレス(イルカの首飾り)」など、ユニークで、かわいい、姉妹品種が、たくさんあり、コレクションする、楽しみも、広がります。
Calendar
育成カレンダー
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え替え | 4月は植え替え | |||||||||||
| 追肥 | 5月は追肥 | 10月は追肥 | ||||||||||
| 病害虫注意 | 7月は病害虫注意 |
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え替え | 4月は植え替え | |||||||||||
| 追肥 | 5月は追肥 | 10月は追肥 | ||||||||||
| 病害虫注意 | 7月は病害虫注意 |
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え替え | 4月は植え替え | |||||||||||
| 追肥 | 5月は追肥 | 10月は追肥 | ||||||||||
| 病害虫注意 | 7月は病害虫注意 |
数字は月を表します。色帯のある月がその作業の適期です。上のタブで地域を切り替えられます。
At a glance
ひと目でわかる特徴
Specs
形態と環境条件
形態
- 草丈
- 5〜90cm
- 株張り
- 10〜90cm
環境条件
- 日照
- 半日陰
- 耐寒温度
- 3℃
- 耐暑温度
- 35℃
- 土壌pH
- 6.0〜7.0
- 水やり
- 土が乾いたらたっぷり。粒にしわが寄ったら水のサイン。夏と冬は控えめ。
- 肥料
- 多肉植物用肥料・緩効性化成肥料
How to grow
育て方ステップ
-
1
置き場所を決める
約7日グリーンネックレスは、日光を、好む多肉植物です。よく日に当てると、粒(玉)が、ぷっくりと、ふくらんで、つるが、引き締まり、健康な、美しい姿に、育ちます。日照が、不足すると、粒が、やせて、小さくなったり、粒と粒の、間隔が、広がって、間のびしたり、つるが、ひょろひょろと、貧弱になったりするので、できるだけ、明るい場所に置きます。
室内なら、レースのカーテン越しの光が差す、明るい窓辺が、理想的。屋外の、ベランダなどでも、よく育ちますが、真夏の、強すぎる直射と、高温多湿は、やや苦手で、葉焼けや、蒸れの原因になるので、真夏は、風通しのよい、明るい日陰に移すか、遮光します。
グリーンネックレスは、つるを、垂らして飾るのが、いちばん、かわいいので、ハンギングバスケットや、棚の上、高い場所に置いて、つるを、すらりと、下に垂らすと、その、ビーズの首飾りのような、魅力が、最大限に、楽しめます。寒さには、やや弱いので、冬は、霜の当たらない、明るい室内の窓辺に取り込みます(0〜3度以上を保つ)。風通しのよい、明るい場所、というのが、グリーンネックレスを、健康に、美しく育てる、ポイントです。
💡よく日に当てると粒がぷっくり、日照不足は粒がやせ間のび。真夏は蒸れ・葉焼け注意で遮光。つるを垂らすハンギングがかわいい。冬は室内へ。
-
2
水やり(粒のしわが目安)
約30日グリーンネックレスは、まるい粒に、水をためる、多肉植物なので、水やりは、控えめでよく、乾燥に、比較的強いです。ただし、エケベリアなどの、ロゼット系の多肉ほど、極端な乾燥には、強くないので、極端に、乾かしすぎると、粒が、しぼんでしまいます。水やりの、いちばん、分かりやすい目安が「粒のしわ」。
よく見て、まるい粒に、しわが寄って、少し、しぼんできたら、水が、ほしいサイン。そのときに、土が乾いていれば、鉢底から流れ出るまで、たっぷりと、水を与えます。水を、与えると、しぼんでいた粒が、また、ぷっくりと、ふくらんで、元気に、なります。逆に、土が、いつも、湿っている、過湿の状態は、根腐れや、つるの、付け根が、溶けるように腐る原因に、なるので、水のやりすぎには、注意します。
受け皿の水は、必ず捨てます。「土が乾いて、粒に、しわが寄ったら、たっぷり」の、めりはりが、基本です。とくに、注意したいのが、夏と冬。グリーンネックレスは、真夏の、高温多湿の時期と、真冬の、低温期に、生育が、ゆるやかになる(休眠ぎみ)ので、この時期は、水やりを、控えめにします。とくに、真夏に、水を、与えすぎると、蒸れて、腐りやすいので、夏は、乾かし気味に、管理します。
💡粒にしわが寄ったら水のサイン→土が乾いていればたっぷり。過湿は腐れのもと、受け皿の水は捨てる。生育のゆるむ真夏と真冬は控えめに。
-
3
ハンギングで飾る・仕立て
約14日グリーンネックレスの、いちばんの、魅力は、まんまるの粒が、つるに連なって、すらりと、垂れ下がる姿。これを、最大限に、楽しむのが「ハンギング(吊るし飾り)」です。ハンギングバスケットや、吊り鉢に植えて、高い場所から、吊るすと、つるが、カーテンのように、垂れて、ビーズの首飾りが、いくつも、下がる、美しい姿に、なります。
棚や、家具の上に置いて、つるを、ふちから、垂らすのも、おしゃれ。つるが、長く、伸びてきたら、その、垂れた姿を、楽しめます。グリーンネックレスは、生育旺盛で、つるを、よく伸ばすので、伸びすぎたり、株元が、間のびして、さびしくなったりしたら、仕立て直しを、します。
伸びすぎた、つるを、好きな長さで、切り戻すと、株元から、新しい、わき芽が、出て、こんもりします。切り取った、つるは、後述の、挿し木に、使えるので、無駄になりません。また、株元が、はげて、さびしくなった鉢は、切り取った、つるを、同じ鉢の、土の上に、輪のように、置いて、土に、軽く、ピンなどで、留めておくと、つるの、節から、根が出て、株元が、ふたたび、こんもりと、ボリュームアップします。
この、仕立て直しで、いつも、きれいな、株姿を、保てます。つるを、垂らす、こんもりさせる、と、好みに合わせて、仕立てを、楽しめるのも、グリーンネックレスの、魅力です。
💡ハンギングや棚から垂らすのがいちばんかわいい。伸びすぎたら切り戻して仕立て直し。切ったつるを土に置くと根づき株元がボリュームアップ。
-
4
挿し木でふやす
約30日グリーンネックレスは、挿し木で、とても簡単に、ふやせる多肉植物です。適期は、生育が、旺盛な、春か秋。剪定や、切り戻しで、切った、つるや、元気な、つるを、使います。やり方は、いくつかあり、いちばん簡単なのが「置くだけ」の方法。つるを、数cm〜10cmほどに、切り、それを、多肉植物用の土の上に、横にして、置く(または、軽く、土に、のせる)だけ。
つるの、節(粒と粒の間)から、根が出て、新しい株に、育ちます。このとき、粒(葉)を、土に、埋める必要はなく、つるが、土に、触れていれば、節から、発根します。土を、軽く、湿らせて、明るい日陰に置き、発根するまで、管理します。鉢の、株元が、さびしくなった、同じ鉢に、切ったつるを、足して、ボリュームアップさせるのにも、この方法が、使えます。
また、つるを、土に、挿す「挿し木」でも、発根します。グリーンネックレスは、発根しやすく、成功率が高いので、初心者でも、簡単に、ふやせます。1鉢から、つるを、切って、どんどん、ふやして、別の、ハンギングを、つくったり、寄せ植えにしたり、人に、分けたりと、楽しみが、広がります。とくに、伸びすぎた、つるを、切り戻すたびに、その、つるで、株を、ふやせるので、無駄なく、楽しめます。
💡切ったつるを土の上に置く(のせる)だけで節から発根してふえる、とても簡単。株元のボリュームアップにも使える。適期は春・秋。
-
5
夏越し・冬越しと開花
約120日グリーンネックレスを、長く、健康に育てるうえで、気をつけたいのが「夏の蒸れ」と「冬の寒さ」です。グリーンネックレスは、真夏の、高温多湿が、やや苦手で、蒸れると、粒や、つるの付け根が、溶けるように、腐ってしまうことがあります。夏越しのコツは「風通し」「水控えめ」「遮光」。
真夏は、風通しのよい、明るい日陰(強い直射を避ける)に置き、水やりを、控えめにして、乾かし気味に、管理します。混み合った、つるは、すいて、風通しを、よくします。一方、冬は、寒さに、やや弱いので、霜や、強い寒さに、当たらないよう、明るい室内の、窓辺に取り込み、0〜3度以上を保ちます。
冬も、生育が、ゆるやかになるので、水やりは、控えめにします。乾かし気味にすると、寒さへの、耐性も、上がります。グリーンネックレスは、条件が合うと、冬から春にかけて、つるの先に、白い、線香花火のような、小さな花を咲かせます。マッチ棒の先のような、つぼみから、白い、細い花が、ふわっと開く姿は、かわいらしく、シナモンや、ココアに似た、甘い、よい香りが、することも。
花を、楽しむには、秋に、しっかり、日光に当てて、株を、充実させ、冬に、適度な、寒さ(涼しさ)に、当てると、花芽が、つきやすくなります。まるい粒の、かわいさに加え、思わぬ、花と、香りの、プレゼントも、楽しめる、人気の多肉植物。蒸れと、寒さにだけ、気をつければ、丈夫で、長く、楽しめます。
💡夏の蒸れに弱い→真夏は風通しよく遮光・水控えめ、混んだつるをすく。冬は霜を避け室内で控えめに。冬〜春に白い香りのよい花が咲くことも。
Checklist
育てる前のチェックリスト
-
✓500〜2,500円
グリーンネックレスの鉢植え
ハンギング向き。姉妹品種も多彩。
-
✓400〜1,000円
多肉植物用の土
水はけのよい多肉・サボテン用土。
-
○400〜2,000円
ハンギング鉢・吊り鉢 (任意)
つるを垂らして飾るのに。
-
○400〜1,000円
多肉植物用肥料 (任意)
生育期にごく少量。
Pests & Diseases
かかりやすい病害虫
アブラムシ
時々症状: 新芽が縮れる、葉がべたつく、すす病を誘発。
予防: 風通しを良くし、窒素過多を避ける。シルバーマルチで忌避。
対処: 見つけ次第捕殺、牛乳スプレーや薬剤で防除。
ハダニ
まれ症状: 葉に白いかすり状の斑点、ひどいと葉が枯れる。
予防: 葉裏への葉水で乾燥を防ぐ。
対処: 葉裏への葉水を継続し、専用の殺ダニ剤を使用する。
Common mistakes
失敗あるある TOP3
⚠ 夏の蒸れ・過湿で腐る
真夏に粒やつるの付け根が溶けるように腐ります。
原因: 高温多湿の蒸れ、夏の水のやりすぎ、風通しの悪さ。
対策: 真夏は風通しよく遮光し、水を控えめに。混んだつるをすいて受け皿の水も捨てます。
⚠ 日照不足で粒がやせ間のびする
粒が小さくやせ、つるが間のびして貧弱になります。
原因: 日光不足。
対策: 明るい窓辺に移し、間のびしたつるは切り戻して仕立て直します。
⚠ 乾かしすぎで粒がしぼむ
粒に深いしわが寄り、しぼんでしまいます。
原因: 極端な乾燥、長期間の水切れ。
対策: 粒にしわが寄ったら、土が乾いているのを確認してたっぷり水を与えます。
FAQ
よくある質問
はい、グリーンネックレスは乾燥に強く丈夫で、挿し木で簡単にふやせるので、初心者にも人気です。日光をよく当て、粒にしわが寄ったら水をやる、過湿を避ける、という基本を守れば、よく育ちます。ただし真夏の高温多湿の蒸れにやや弱いので、夏の風通しと水控えめに気をつけます。ハンギングでかわいく飾れます。
まんまるの粒に「しわ」が寄って少ししぼんできたら、水がほしいサインです。そのとき土が乾いていれば、たっぷり与えます。水をやると粒がまたぷっくりふくらみます。過湿は根腐れやつるの付け根が腐る原因になるので、受け皿の水は捨て、乾かし気味に。生育のゆるむ真夏と真冬はとくに控えめにします。
日照不足が主な原因です。日光が足りないと、粒がやせて小さくなり、粒と粒の間隔が広がって間のびします。レースカーテン越しの明るい窓辺など、できるだけ明るい場所に移します。間のびしたつるは切り戻し、切ったつるを土に置いて株元をボリュームアップさせると、きれいな姿に仕立て直せます。
とても簡単です。つるを数cm〜10cmに切り、多肉植物用の土の上に横に置く(のせる)だけで、節から根が出て新しい株になります。粒を埋める必要はなく、つるが土に触れていれば発根します。土に挿す挿し木でも増えます。株元がさびしくなった鉢に切ったつるを足してボリュームアップするのにも使えます。適期は春・秋。
真夏の高温多湿による蒸れが原因です。グリーンネックレスは夏の蒸れにやや弱いので、真夏は風通しのよい明るい日陰(強い直射を避ける)に置き、水やりを控えめにして乾かし気味に管理します。混み合ったつるはすいて風通しをよくします。受け皿の水のため込みや、株元の過湿にも注意します。
はい、条件が合うと冬から春にかけて、つるの先に白い線香花火のような小さな花を咲かせます。シナモンやココアに似た甘いよい香りがすることもあります。花を楽しむには、秋にしっかり日光に当てて株を充実させ、冬に適度な涼しさに当てると花芽がつきやすくなります。まるい粒に加え、花と香りも楽しめます。
Related
同じカテゴリの植物
Compare
ほかの植物と比較する
グリーンネックレスと似た植物を、育てやすさや育て方で比べてみましょう。
Rankings
グリーンネックレスが選ばれているランキング
グリーンネックレスは、次の目的別ランキングに入っています。ほかのおすすめ植物もチェックできます。
Same family