本文へスキップ
植物図鑑
🌸
オレンジ色のガザニア(勲章菊)の花
🌸 花

ガザニア

Gazania Gazania / Treasure flower

初心者向け 難易度1(5段階中): 初心者向け 💰 苗は150〜400円

ガザニアは、太陽の光を浴びて大きく開く、鮮やかで光沢のある花が魅力の植物です。和名を「勲章菊(くんしょうぎく)」といい、その名のとおり勲章の...

かんたんに言うと

ガザニア(勲章菊)は暑さ・乾燥に強く丈夫な花。日当たりを好み、晴れた日中に鮮やかな花を開きます。過湿だけ避ければ初心者でも長く咲かせられます。

Profile

基本情報

ガザニアは、太陽の光を浴びて大きく開く、鮮やかで光沢のある花が魅力の植物です。和名を「勲章菊(くんしょうぎく)」といい、その名のとおり勲章のように整った、放射状の華やかな花を咲かせます。花色はオレンジ・黄・赤・ピンク・白と非常にビビッドで、花びらの中心に蛇の目模様が入る品種も多く、花壇やプランターをパッと明るく彩ります。

南アフリカ原産で、暑さと乾燥に非常に強く、日当たりさえよければやせ地でもよく育つ、とても丈夫で育てやすい花です。日光に反応して、晴れた日の日中に花を開き、曇りや夜には花を閉じるという面白い性質をもっています。本来は多年草ですが、寒さにはやや弱いため、日本では一年草として扱われることも、霜に当てないよう冬越しさせて多年草として楽しむこともあります。

地面を這うように広がるので、花壇の縁取りやグランドカバー、乾燥に強い性質を生かしたロックガーデンにも向きます。過湿を嫌うので水のやりすぎだけ注意すれば、初心者でも次々と花を咲かせて長く楽しめる、コストパフォーマンスにすぐれた花です。日なたさえあればやせ地でも丈夫に育ち、花壇やプランターの彩りを手軽に長く保てるのも大きな魅力です。

キク科
分類
花 / 一年草
原産地
南アフリカ
別名
勲章菊、クンショウギク
適期
種まき・植え付けは4月
価格目安
苗は150〜400円

💡豆知識

ガザニアの和名「勲章菊」は、花の形が軍服につける勲章を思わせることに由来します。属名の「Gazania」は、古代ギリシャの古典を翻訳した15世紀の人文学者テオドロス・ガザにちなんで名づけられたといわれます。日光に応じて花を開閉する性質が特徴で、太陽が出ている昼間だけ花が開き、夕方や曇りの日には花を閉じてしまうため、写真に撮るなら晴れた日の日中がおすすめです。

南アフリカの乾燥地が原産で、葉の裏に銀白色の細かい毛が密生している品種があり、これは強い日差しや乾燥から身を守るための工夫だと考えられています。近年は寒さにやや強い品種や、こんもりと茂る品種など改良が進み、花壇やコンテナで一年中流通するようになりました。

Calendar

育成カレンダー

全国の月別育成カレンダー
作業 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
種まき
4月は種まき
植え付け
4月は植え付け
開花
5月は開花
6月は開花
9月は開花
10月は開花
病害虫注意
6月は病害虫注意
関東の月別育成カレンダー
作業 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
種まき
4月は種まき
植え付け
4月は植え付け
開花
5月は開花
6月は開花
10月は開花
病害虫注意
6月は病害虫注意
近畿の月別育成カレンダー
作業 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
種まき
4月は種まき
植え付け
4月は植え付け
開花
5月は開花
6月は開花
10月は開花
病害虫注意
6月は病害虫注意

数字は月を表します。色帯のある月がその作業の適期です。上のタブで地域を切り替えられます。

At a glance

ひと目でわかる特徴

育てやすさ 初心者向け
収穫・開花の早さ 早い
手軽さ(コスト) 手軽

Specs

形態と環境条件

形態

草丈
15〜40cm
株張り
20〜40cm
花のサイズ
直径5〜10cm

環境条件

日照
日なた
耐寒温度
0℃
耐暑温度
40℃
土壌pH
6.0〜7.0
水やり
乾燥気味に管理。表面が完全に乾いてから。過湿厳禁。
肥料
緩効性化成肥料・液体肥料

How to grow

育て方ステップ

  1. 1

    種まき・苗の植え付け

    約7日

    ガザニアは種からも苗からも育てられます。種まきの適期は春(4〜5月)か秋(9〜10月)で、発芽適温は20度前後。好光性ではないので、種が隠れる程度に薄く覆土します。手軽に始めるなら、春に出回る苗を購入するのが確実です。苗は、葉の色が濃く、茎ががっしりとして徒長していないものを選びましょう。

    植え付けは、日当たりと水はけのよい場所が絶対条件です。ガザニアは過湿を非常に嫌うため、水もちのよすぎる土は避け、市販の草花用培養土に軽石や砂を混ぜるなどして水はけを高めると安心です。地植えなら株間を20〜30cmあけて、広がるスペースを確保します。鉢植えは深さのある鉢に植えます。

    💡日当たり・水はけのよい場所が必須。苗からが手軽で確実です。

  2. 2

    日当たりを確保する

    約120日

    ガザニアを美しく咲かせる最大のポイントは、とにかく日光をたっぷり当てることです。南アフリカの乾燥地原産で、日光が大好き。日当たりが悪いと花が開かず、茎ばかり間のびして株が弱ってしまいます。ガザニアの花は、太陽の光に反応して晴れた日の日中に大きく開き、曇りや雨の日、夜には花を閉じる性質があります。

    これは正常な反応なので心配いりません。逆に言えば、花を楽しむには日照が不可欠ということ。ベランダや花壇でも、一日を通してできるだけ長く日が当たる、いちばん明るい場所に置きましょう。日照さえ足りていれば、暑さやある程度の乾燥、やせた土でもたくましく育ち、春から秋まで長く花を咲かせ続けます。

    💡日照不足だと花が開きません。一日中日が当たる場所に置きましょう。

  3. 3

    水やりは乾燥気味に

    約120日

    ガザニアの管理で最も注意したいのが水やりです。乾燥に非常に強い反面、過湿には弱く、水のやりすぎは根腐れや株の蒸れを招く最大の原因になります。「乾いてから、たっぷり」を徹底し、土の表面が完全に乾いてしばらく経ってから水を与えるくらいでちょうどよいです。

    地植えで根づいた株は、よほど乾燥が続かないかぎり水やりはほとんど不要です。鉢植えも、受け皿にたまった水は必ず捨て、根が常に湿った状態にならないようにします。特に注意が必要なのが日本の梅雨。長雨で過湿になり蒸れて傷みやすいので、鉢は雨の当たらない軒下に移すと安心です。乾かし気味の管理が、丈夫に育てるコツです。

    💡乾いてからたっぷりが鉄則。梅雨は雨を避け、受け皿の水は捨てます。

  4. 4

    花がら摘みで長く咲かせる

    約120日

    春から秋まで次々と花を咲かせるガザニアを長く楽しむには、咲き終わった花をこまめに摘み取る「花がら摘み」が効果的です。しおれた花を放置すると、株が種を作ろうとして養分を使い、新しい花がつきにくくなったり、湿気で傷んで病気の原因になったりします。

    花が終わったら、花茎の付け根あたりから摘み取りましょう。これを続けることで、株の養分が次々と新しい花に向けられ、開花期間が長くなります。肥料は、生育期に緩効性肥料を少なめに置くか、液体肥料を時々与える程度で十分。やせ地でも育つ植物なので、与えすぎるとかえって茎葉ばかり茂って花つきが悪くなることがあります。控えめな施肥を心がけましょう。

    💡咲き終わった花はこまめに摘み取り、肥料は控えめにします。

  5. 5

    夏越しと冬越し

    約90日

    ガザニアは暑さに非常に強く、夏は問題なく越せますが、高温多湿による蒸れだけは注意します。梅雨から夏は、混み合った葉を整理して風通しをよくし、過湿を避けると元気に夏を越します。一方、寒さにはやや弱く、本来は多年草ですが、霜や0度以下の寒さに当たると傷みます。

    暖地では戸外で冬越しできることも多く、株元をマルチングして防寒すると安心です。寒い地域では、鉢植えにして冬は室内や軒下の日当たりのよい場所に取り込むか、一年草として割り切って毎年植え替えるとよいでしょう。冬越しに成功すれば、翌年も大きな株になって花を咲かせます。数年育てて株が乱れてきたら、株分けや挿し芽で更新できます。

    💡暑さに強いが過湿は注意。寒さにやや弱く、霜よけや室内取り込みで冬越しします。

Checklist

育てる前のチェックリスト

  • ガザニアの苗

    春に出回る。色のバリエーションが豊富。

    150〜400円
  • ガザニアの種 (任意)

    春まき・秋まき。

    200〜500円
  • 草花用培養土(水はけ重視)

    軽石や砂を混ぜて水はけを高めると安心。

    400〜1,000円
  • 緩効性肥料・液体肥料 (任意)

    控えめに与える。

    400〜1,000円
初期費用の目安(必須のみ) 550〜1,400円

Pests & Diseases

かかりやすい病害虫

害虫

アブラムシ

時々

症状: 新芽が縮れる、葉がべたつく、すす病を誘発。

予防: 風通しを良くし、窒素過多を避ける。シルバーマルチで忌避。

対処: 見つけ次第捕殺、牛乳スプレーや薬剤で防除。

病気

灰色かび病

時々

症状: 花弁や果実が褐変し灰色のカビに覆われる。

予防: 枯れ花をこまめに除去、密植を避ける。

対処: 罹病部を処分し殺菌剤を散布。

Flower meaning

花言葉

  • 「あなたを誇りに思う・きらびやか」

    オレンジ

    勲章のように輝く花姿から、誇りや栄誉を表すとされてきました。

  • 「潔白・きらびやか」

    太陽を思わせる明るい黄色の花色にちなむとされています。

  • 「清らかさ」

    混じりけのない白い花色から清らかさを表すとされます。

Common mistakes

失敗あるある TOP3

⚠ 水のやりすぎで根腐れ

株元が黒ずみ、しおれて枯れます。

原因: 過湿による根腐れ。水のやりすぎ、水はけの悪い土。

対策: 乾いてから水やりし、水はけのよい土に。受け皿の水は捨てます。

⚠ 花が開かない・咲かない

花が開かず茎ばかり伸びます。

原因: 日照不足、または曇天で花が閉じているだけ。

対策: いちばん日当たりのよい場所に移します。晴れた日中は花が開きます。

⚠ 梅雨に蒸れて傷む

梅雨どきに葉が傷み株が弱ります。

原因: 高温多湿による蒸れ、過湿。

対策: 雨を避け、葉を整理して風通しを確保します。

FAQ

よくある質問

とても育てやすい花です。暑さ・乾燥・やせ地に強く、日当たりさえよければほとんど手がかかりません。水のやりすぎだけ注意すれば、初心者でも次々と花を咲かせられます。

ガザニアは日光に反応して晴れた日の日中に花を開き、曇り・雨・夜には花を閉じます。これは正常な性質です。日照不足だとそもそも花が開かないので、できるだけ日当たりのよい場所に置きましょう。

乾燥に強いので控えめでよいです。土の表面が完全に乾いてからたっぷり与えます。過湿に弱く水のやりすぎは根腐れの原因になるため、受け皿の水は捨て、乾かし気味に管理します。

長雨による過湿と蒸れに弱いです。鉢植えは雨の当たらない軒下に移し、混み合った葉を整理して風通しをよくします。水はけのよい土に植えておくことも大切です。

本来は多年草ですが寒さにやや弱く、霜に当たると傷みます。暖地では株元をマルチングすれば戸外で冬越しできます。寒い地域は鉢を室内や軒下に取り込むか、一年草として扱います。

咲き終わった花をこまめに摘む花がら摘みが効果的です。養分が次の花に向けられ、開花期間が長くなります。肥料は控えめにし、日当たりを確保することも大切です。

Related

同じカテゴリの植物

Compare

ほかの植物と比較する

ガザニアと似た植物を、育てやすさや育て方で比べてみましょう。

Rankings

ガザニアが選ばれているランキング

ガザニアは、次の目的別ランキングに入っています。ほかのおすすめ植物もチェックできます。

Same family

同じ科の植物

ガザニアを育ててみませんか?

育成記録をつけたり、お気に入りに登録して栽培を楽しみましょう。