フリージア
Freesia Freesia
フリージアは、すらりと伸びた、細い花茎に、ラッパ形の、可憐な花を、横向きに、いくつも並べて咲かせる、早春〜春の、人気の球根植物です。なんとい...
かんたんに言うと
フリージアは、甘くさわやかな香りと、ラッパ形の可憐な花が魅力の早春〜春の球根植物。香水にも使われる上品な香りで切り花にも人気です。秋に球根を植え春に咲く秋植え球根で、花色も豊富。寒さにやや弱く、暖地は屋外、寒地は鉢で霜よけ・室内で冬越しします。
Profile
基本情報
フリージアは、すらりと伸びた、細い花茎に、ラッパ形の、可憐な花を、横向きに、いくつも並べて咲かせる、早春〜春の、人気の球根植物です。なんといっても、フリージアの、いちばんの魅力が、その、甘く、さわやかで、うっとりするような、よい香り。香水にも、使われるほどの、上品な香りは、春の、訪れを、告げる、花として、切り花でも、たいへん、人気があります。
花色は、黄色、白、赤、ピンク、紫、オレンジ、複色など、たいへん豊富で、とくに、黄色と、白の品種は、香りが、強いと、いわれます。和名を「アサギスイセン(浅黄水仙)」「コウセツラン(香雪蘭)」といい、香りのよさと、すっとした、花姿に、ちなみます。
フリージアは、アヤメ科の、秋植え球根で、原産地は、南アフリカ。秋に、球根を植えると、冬のあいだに、細い葉を、伸ばし、早春から春(2〜4月ごろ)に、花を咲かせます。花茎が、横向きに、曲がって、その上側に、花が、点々と、並んで咲く、独特の、咲き方も、特徴です。
寒さには、やや弱いので、暖地では、屋外でも、冬を越せますが、寒い地域では、鉢植えにして、霜よけや、室内で、冬を越させます。香り高く、花色も豊富で、切り花にも、鉢花にも、人気の、春を彩る、球根花です。
💡豆知識
フリージアの、いちばんの、魅力である、よい香りは、香水の、原料にも、なるほど、上品で、フローラルな、甘さと、さわやかさを、あわせもち、「フリージア」という、名前そのものが、ひとつの、香りの、ジャンルとして、香水や、アロマの、世界で、使われるほど、有名です。
花色によって、香りの、強さや、ニュアンスが、違うとも、いわれ、一般に、黄色や、白の、原種に近い品種は、香りが、強く、赤や、紫などの、改良品種は、香りが、やや、控えめな、傾向がある、とされます。フリージアの、属名「Freesia(フリージア)」は、19世紀の、ドイツの、医師で、植物学者でも、あった、フリードリヒ・フレーゼ(Friedrich Freese)に、ちなんで、名づけられた、とされ、彼の、友人だった、植物学者が、献名した、と、伝えられます。
フリージアの、花茎は、まっすぐ、上に伸びず、途中で、ほぼ、直角に、横向きに、曲がって、その、曲がった、花茎の、上側に、つぼみが、一列に、並んで、下から、順に、咲いていく、という、たいへん、ユニークな、咲き方を、します。これは、花が、上を向いて、咲くための、植物の、工夫だと、いわれます。
フリージアは、八丈島(東京都)が、国内の、有名な、産地で、早春に、フリージアが、いっせいに咲く「フリージアまつり」も、開かれます。甘い香りに、包まれた、フリージア畑は、まさに、春の、楽園。香りと、彩りで、春の、訪れを、告げる、人気の、花です。
Calendar
育成カレンダー
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 10月は植え付け | |||||||||||
| 開花 | 3月は開花 | |||||||||||
| 収穫 | 6月は収穫 | |||||||||||
| 追肥 | 11月は追肥 |
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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| 植え付け | 10月は植え付け | |||||||||||
| 開花 | 3月は開花 | |||||||||||
| 収穫 | 6月は収穫 | |||||||||||
| 追肥 | 11月は追肥 |
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 10月は植え付け | |||||||||||
| 開花 | 3月は開花 | |||||||||||
| 収穫 | 6月は収穫 | |||||||||||
| 追肥 | 11月は追肥 |
数字は月を表します。色帯のある月がその作業の適期です。上のタブで地域を切り替えられます。
At a glance
ひと目でわかる特徴
Specs
形態と環境条件
形態
- 草丈
- 20〜60cm
- 株張り
- 10〜20cm
- 花のサイズ
- ラッパ形の花(黄/白/赤/桃/紫/橙・芳香)
環境条件
- 日照
- 日なた
- 耐寒温度
- 0℃
- 耐暑温度
- 30℃
- 土壌pH
- 6.0〜7.0
- 水やり
- 植え付け〜生育期は乾いたらたっぷり。花後・休眠期は控えめ。
- 肥料
- 緩効性化成肥料・球根用肥料
How to grow
育て方ステップ
-
1
球根の植え付け(秋植え)
約14日フリージアは、秋に、球根を植えて、春に咲かせる「秋植え球根」です。植え付けの適期は、涼しくなる、10〜11月ごろ。よい球根を選ぶことが大切で、手に持って、固く、しまっていて、傷や、カビの、ないものを選びます。植え付け場所は、日当たりと、水はけのよい場所を選びます。
フリージアは、日光を、好むので、よく日が当たる場所に、植えると、花つきが、よくなります。土は、水はけのよい、草花・球根用の土を、使います。花壇なら、深さ3〜5cmほどに、球根の、とがったほうを、上にして、植えます。球根どうしは、5cmほどの、間隔をあけ、まとめて植えると、咲いたときに、見事です。
鉢植えや、プランターには、水はけのよい土を使い、浅めに、たくさん、植えると、豪華です。植え付け時に、緩効性肥料を、元肥として、土に混ぜておきます。フリージアは、寒さに、やや弱いので、植え付け場所は、霜が、当たりにくい、暖かい場所を選ぶと、安心。
寒い地域では、鉢植えにして、後述のとおり、冬は、霜よけや、室内で、管理します。植え付けたら、たっぷりと、水を与え、冬のあいだに、細い葉を、伸ばして、春の、開花を、待ちます。
💡10〜11月に、固く充実した球根を、日当たり・水はけのよい場所へ。深さ3〜5cm・間隔5cmでまとめ植え。寒さにやや弱く霜の当たりにくい場所に。
-
2
水やりと冬の管理(霜よけ)
約60日フリージアの水やりは、植え付け後〜生育期は、土の表面が乾いたら、たっぷりと、与えます。フリージアは、秋に植えて、冬のあいだに、根を張り、葉を、伸ばして、生育するので、この時期に、極端に、乾燥させないように、します。一方で、過湿は、球根を、傷めるので、水はけは、確保し、水のやりすぎには、注意します。
とくに、注意したいのが「冬の寒さ」。フリージアは、寒さに、やや弱く、強い霜や、凍結に、当たると、葉が、傷んだり、生育が、悪くなったり、します。暖地(冬でも、暖かい地域)では、屋外でも、冬を越せますが、霜が、降りる地域では、霜よけが、必要です。
花壇植えなら、株元に、腐葉土や、わらを、かけたり、不織布で、覆ったり、して、防寒します。鉢植えは、霜の、当たらない、軒下や、明るい室内の、窓辺に、取り込むと、安心です。とくに、寒い地域では、鉢で、室内に、取り込んで、冬を越させるのが、確実です。
ただし、フリージアは、冬に、一定の、低温(涼しさ)に、当たることで、花芽が、つくので、暖かすぎる、室内に、ずっと置くと、咲きにくく、なることも。明るく、涼しい、凍らない、窓辺などで、管理するのが、よいです。生育期に、肥料(追肥)を、与えると、球根が、太り、花つきが、よくなります。
💡植え付け〜生育期は乾いたらたっぷり、過湿は避ける。寒さにやや弱く霜よけが必要(株元を覆う・鉢は軒下や窓辺へ)。涼しさに当てると花芽がつく。
-
3
支柱立てと開花(香りを楽しむ)
約30日フリージアは、早春から春(2〜4月ごろ)にかけて、花を咲かせます。フリージアの、花茎は、細く、花が、咲くと、花の、重みで、倒れやすいので、草丈が、伸びてきたら、支柱を、立てたり、リング支柱や、ひもで、囲ったり、して、支えると、姿よく、まとまります。
とくに、たくさんの、花が、咲くと、倒れやすいので、早めに、支えておくと、安心です。やがて、細い、花茎が、横向きに、曲がって、その、上側に、ラッパ形の、可憐な花が、下から、順に、並んで、咲いていきます。黄色、白、赤、ピンク、紫、オレンジ、複色など、品種によって、さまざまな、花色が、楽しめます。
そして、フリージアの、いちばんの、魅力が、その、甘く、さわやかな、よい香り。花が、咲くと、あたりに、上品な、香りが、ただよい、春の、訪れを、感じさせてくれます。香りを、楽しむなら、黄色や、白の、香りの強い品種が、おすすめ。花を、長く、楽しむには、咲き終わった、花がらを、こまめに、摘み取ると、見た目が、よく、次の、花に、養分が、回ります。
フリージアは、香りのよい、切り花としても、たいへん人気なので、何本か、切って、室内に、飾ると、お部屋が、春の、香りに、包まれます。切り花にする場合は、つぼみが、色づき、下のほうの、花が、咲き始めた、ころに切ると、つぼみが、順に、開いて、長く、楽しめます。
💡花茎が倒れやすいので支柱やリング支柱で支える。早春〜春に甘い香りの花が下から順に咲く(香りは黄・白が強め)。花がらを摘み、切り花でも香りを楽しめる。
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4
花後の管理(球根を太らせる)
約60日フリージアを、翌年も、咲かせるには、花が、終わったあとの、管理が、大切です。花が、咲き終わったら、花がらや、花茎を、切り取りますが、葉は、緑色の、あいだは、切らずに、残します。葉は、光合成をして、球根に、翌年、花を咲かせるための、養分を、ためる、大切な、働きを、しているからです。
花後に、お礼肥として、肥料を、与え、葉が、元気な、あいだは、日当たりのよい場所で、水やりを、続けて、球根を、しっかり、太らせます。フリージアは、もとの、球根の、上などに、新しい、球根が、でき、まわりに、小さな、子球(木子)も、できます。やがて、初夏に、なると、葉が、自然に、黄色く、枯れてきます。
これは、休眠の、サインなので、葉が、完全に、枯れたら、水やりを、止めます。フリージアの、球根は、日本の、高温多湿の、夏の、地中で、そのまま、過ごすのが、苦手なことが、多い(とくに、暖地や、過湿の、場所では、夏に、腐りやすい)ので、葉が、枯れたら、球根を、掘り上げて、保存するのが、確実です。
掘り上げた、球根は、土を、落として、風通しのよい、日陰で、よく乾かし、ネットなどに入れて、涼しい場所で、保存し、秋に、また、植えます。暖地で、水はけのよい場所なら、植えっぱなしでも、夏を越して、毎年、咲くことも、あります。花後に、葉を、残して、球根を、太らせることが、翌年の、開花の、ポイントです。
💡花後は葉を残してお礼肥、葉が枯れるまで日に当てて球根を太らせる。夏越しが苦手なので、葉が枯れたら掘り上げて乾かし涼しい場所で保存→秋に植える。
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5
球根の保存とふやし方
約30日フリージアは、球根の、保存と、子球での、ふやし方を、知っておくと、毎年、楽しめ、株を、ふやせます。前の、ステップのとおり、フリージアは、日本の、夏の、地中で、過ごすのが、苦手なので、葉が、枯れる、初夏に、球根を、掘り上げて、保存するのが、基本です。
掘り上げた、球根を、見ると、花を、咲かせた、もとの、球根の、養分を使って、新しい、充実した、球根(新球)が、でき、その、まわりに、小さな、子球(木子=きご)が、たくさん、ついています。これを、土を、落として、風通しのよい、日陰で、よく乾かし、涼しく、乾燥した、場所で、秋まで、保存します。
湿気で、腐らせないよう、乾燥した、場所で、保存するのが、コツです。秋に、なったら、また、植え付けます。フリージアを、ふやすには、この、子球(木子)を、利用します。掘り上げのときに、集めた、子球を、保存して、秋に、植えると、1〜2年で、花の咲く、大きさの、球根に、育つので、株を、ふやせます。
新しい、球根(新球)と、子球を、毎年、植えていけば、フリージアを、絶やすことなく、長く、楽しめます。フリージアは、種からも、育てられますが、開花までに、年数が、かかるので、子球で、ふやすのが、手軽です。香り高い、フリージアを、毎年、咲かせ、ふやしていく、楽しみが、味わえます。
💡夏越しが苦手なので、初夏に掘り上げ乾かして涼しい乾燥した場所で保存→秋に植える。ふやすなら子球(木子)を保存して秋に植えると1〜2年で開花株に。
Checklist
育てる前のチェックリスト
-
✓300〜700円
フリージアの球根
秋に出回る。花色が豊富で手頃。
-
○400〜1,000円
草花・球根用培養土 (任意)
水はけのよい土。鉢植え用。
-
○200〜800円
リング支柱・支柱 (任意)
倒れやすい花茎の倒伏防止に。
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○400〜1,000円
球根用肥料 (任意)
元肥と生育期の追肥に。
Pests & Diseases
かかりやすい病害虫
アブラムシ
時々症状: 新芽が縮れる、葉がべたつく、すす病を誘発。
予防: 風通しを良くし、窒素過多を避ける。シルバーマルチで忌避。
対処: 見つけ次第捕殺、牛乳スプレーや薬剤で防除。
灰色かび病
時々症状: 花弁や果実が褐変し灰色のカビに覆われる。
予防: 枯れ花をこまめに除去、密植を避ける。
対処: 罹病部を処分し殺菌剤を散布。
Flower meaning
花言葉
-
「無邪気・あどけなさ」
黄
明るい黄色の花と、さわやかな香りの愛らしさにちなむとされます。
-
「あどけなさ・純潔」
白
清らかな白い花と上品な香りにちなむとされています。
-
「あこがれ・期待」
紫
春の訪れを告げる、香り高い花姿にちなむとされます。
Common mistakes
失敗あるある TOP3
⚠ 冬の寒さ・霜で傷む
冬に葉が傷み、生育や花つきが悪くなります。
原因: 寒さにやや弱いのに、強い霜や凍結に当てた。
対策: 暖地以外は霜よけをし、鉢は軒下や明るい室内へ。ただし涼しさには当てます。
⚠ 花茎が倒れる
花の重みで花茎が倒れます。
原因: 支柱なし、日照不足で茎が弱い。
対策: 伸びたら支柱やリング支柱で支え、日当たりよく育てます。
⚠ 夏に球根が腐る
球根が腐り、翌年芽が出ません。
原因: 高温多湿の夏を地中で過ごし腐った、過湿。
対策: 葉が枯れたら掘り上げて乾かし、涼しく乾燥した場所で保存します。
FAQ
よくある質問
はい、フリージアは秋に球根を植えると春に香りのよい花が咲く、育てやすい球根花です。日当たり・水はけのよい場所に植え、冬は寒さにやや弱いので霜よけをするのがコツ。花茎が倒れやすいので支柱があると安心です。花後に葉を残して球根を太らせ、葉が枯れたら掘り上げて保存すれば、毎年楽しめます。
秋(10〜11月ごろ)に球根を植える「秋植え球根」で、冬のあいだに葉を伸ばし、早春から春(2〜4月ごろ)に花を咲かせます。冬に一定の涼しさ(低温)に当たることで花芽がつくので、暖かすぎる室内にずっと置くと咲きにくくなることがあります。明るく涼しい凍らない場所で管理します。
フリージアは花色によって香りの強さが違うとされ、一般に黄色や白の原種に近い品種は香りが強く、赤や紫などの改良品種はやや控えめな傾向があります。香りを楽しみたいなら黄色や白の品種がおすすめ。花が咲くと上品な甘い香りがただよい、切り花にして室内に飾ると部屋が春の香りに包まれます。
フリージアの花茎は細く、花が咲くと重みで倒れやすいです。草丈が伸びてきたら支柱やリング支柱を立てたり、ひもで囲ったりして支えます。たくさん花が咲くと特に倒れやすいので、早めに支えておくと安心です。日当たりよく育てて茎をがっしりさせることも倒伏防止になります。
フリージアは日本の高温多湿の夏を地中で過ごすのが苦手で、とくに暖地や過湿の場所では夏に腐りやすいので、葉が枯れる初夏に掘り上げて保存するのが確実です。掘り上げて乾かし、涼しく乾燥した場所で秋まで保存します。暖地で水はけのよい場所なら、植えっぱなしで夏を越して毎年咲くこともあります。
はい、掘り上げのときに、新しい球根のまわりにできる小さな子球(木子)を集めて保存し、秋に植えるとふやせます。子球は1〜2年で花の咲く大きさの球根に育ちます。新しい球根と子球を毎年植えていけば、フリージアを絶やすことなく長く楽しめます。種からもふやせますが、開花まで年数がかかります。
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