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光は植物のエネルギー源
植物は光を浴びて光合成を行い、自らの栄養(糖)を作ります。つまり光は植物にとっての食事そのもの。置き場所がその植物の好む明るさに合っているかが、栽培成功の最大の分かれ目です。肥料や水より先に、まず光を考えましょう。
3つの明るさ区分
| 区分 | 目安 | 向く植物の例 |
|---|---|---|
| 日なた | 1日6時間以上の直射日光 | ヒマワリ、トマト、多くの果樹・野菜・花 |
| 半日陰 | 1日3〜4時間の日照、または木漏れ日・レースカーテン越しの光 | ミント、シソ、ミツバ、多くの観葉植物 |
| 日陰 | 直射はほぼ当たらないが明るい日陰 | シェードガーデン向けの植物、一部の観葉植物 |
「半日陰」は初心者がイメージしにくい言葉ですが、午前中だけ日が当たる東向きの場所がその代表例です。午前の柔らかい日差しが当たり、午後は日陰になる——そんな場所だと考えてください。
まず自分の場所を観察する
植物を選ぶ前に、育てたい場所が1日にどれくらい日が当たるかを観察しましょう。同じベランダでも、季節や時間で日の入り方は大きく変わります。
- 南向き……一日を通して日当たり良好。日なた向きの植物に最適。夏は照り返し対策を。
- 東向き……午前中に日が当たる。半日陰の代表。やさしい光で多くの植物が育つ。
- 西向き……午後に強い西日。夏は高温になりやすく葉焼け注意。
- 北向き……直射は少ないが、明るい日陰を好む植物や観葉植物なら可能。
光のサイン:徒長と葉焼け
植物は光の過不足を見た目で教えてくれます。
- 徒長(とちょう)……光が足りないと、茎が間のびしてヒョロヒョロと弱くなり、色も薄くなります。もっと明るい場所へ移しましょう。
- 葉焼け……強すぎる光(特に夏の直射や西日)で葉が茶色く焦げたようになります。半日陰へ移すか、遮光ネットやレースカーテンでやわらげます。
室内・ベランダで光が足りないとき
日照が不足しがちな環境では、(1) 半日陰を好む植物を選ぶ、(2) いちばん明るい場所に置く、(3) 株を時々回して全体に光を当てる、(4) どうしても足りなければ植物育成ライトを使う、という対策があります。
「日当たりが悪いから無理」とあきらめず、場所に合った植物を選ぶのが賢いやり方です。光・水・土が整ったら、最後の要素肥料を学びましょう。
よくある質問
1日に3〜4時間ほど日が当たる場所や、木漏れ日・レースカーテン越しのようなやわらかい光が当たる場所を指します。午前中だけ日が当たる東向きの場所も半日陰の代表例です。
育ちます。ミントやシソ、ミツバなど半日陰を好む植物や、観葉植物を選べば十分楽しめます。日照が足りないと茎が間延びして弱くなる「徒長(とちょう)」が起きるため、その場合はできるだけ明るい場所へ移します。