シンビジウム と コチョウラン の違い・比較
シンビジウムとコチョウランの見分け方と使い分けを整理したうえで、育てやすさ(難易度)・育て方・栽培カレンダー・価格の違いまで比較します。
シンビジウムとコチョウランの違い
シンビジウムとコチョウラン(胡蝶蘭)はどちらも贈答用の定番ですが、性質が大きく違います。シンビジウムは寒さに比較的強く、夏は屋外で育てる地生ラン。コチョウランは熱帯性の着生ランで、通年10℃以上の室内管理が必要です。花もちはどちらもよく、1〜3か月ほど楽しめます。
見分け方・使い分け
| 観点 | シンビジウム | コチョウラン |
|---|---|---|
| 花の姿 | 中輪の花を花茎に十数輪。豪華なボリューム | 蝶が舞うような大輪の花が並ぶ。上品な佇まい |
| 寒さへの強さ | 0〜5℃程度まで耐える。屋外でも育てられる | 寒さに弱く、通年10℃以上を保つ必要がある |
| 植え方 | 鉢土に植える地生ラン | 水苔やバークに植える着生ラン |
| 水やり | 生育期はたっぷり。乾いたら与える | 水苔がしっかり乾いてから。与えすぎは根腐れのもと |
育てやすさで選ぶなら
シンビジウムとコチョウランは育てやすさ(難易度)はほぼ同じで、どちらもやさしいクラスです。育てる場所や好み、楽しみ方で選ぶとよいでしょう。
シンビジウム
シンビジウムは、太い花茎に多くの花を連ねる豪華で花もちのよい洋ラン。洋ランのなかでは寒さに比較的強く、春〜秋は屋外でよく日に当てて育てます。夏の充実と秋の涼しさ(昼夜の温度差)が花芽のカギ。冬は霜を避けて管理します。
コチョウラン
コチョウラン(胡蝶蘭)は、長く咲く優雅な花が魅力の洋ランの代表格。熱帯の着生ランで、土でなく水苔やバークに植え、明るい半日陰・暖かい室内で育てます。水やりは植え込み材が乾いてからたっぷり、過湿の根腐れに注意。花後の切り方で二度咲きも。
スペック比較表
| 項目 | シンビジウム | コチョウラン |
|---|---|---|
| 分類 | 洋ラン(地生ラン(シンビジウムなど)) | 洋ラン(着生ラン(胡蝶蘭・カトレアなど)) |
| 科 | ラン科 | ラン科 |
| 難易度 | やさしい | やさしい |
| 日当たり | 半日陰 | 半日陰 |
| 草丈・大きさ | 約40〜100cm | 約30〜90cm |
| 価格の目安 | 鉢植えは2000〜15000円 | 鉢植えは2000〜30000円 |
| 主な色 | ピンク・黄・緑 | ピンク・白・紫 |
| 耐寒温度 | 0℃ | 10℃ |
| 耐暑温度 | 33℃ | 33℃ |
| 好む土壌pH | pH 5.5〜6.5 | pH 5.0〜6.5 |
| 水やり | 生育期はよく吸うのでたっぷり。乾いたら与える。冬はやや控えめ。 | 植え込み材(水苔・バーク)が乾いてからたっぷり。過湿は厳禁。 |
よくある質問
シンビジウムとコチョウラン(胡蝶蘭)はどちらも贈答用の定番ですが、性質が大きく違います。シンビジウムは寒さに比較的強く、夏は屋外で育てる地生ラン。コチョウランは熱帯性の着生ランで、通年10℃以上の室内管理が必要です。花もちはどちらもよく、1〜3か月ほど楽しめます。
室内に飾る贈り物ならコチョウランが定番です。庭やベランダで長く育ててもらいたい場合はシンビジウムが向きます。
どちらも花茎を切って株を休ませます。シンビジウムは春以降に屋外の半日陰へ、コチョウランは室内の明るい場所で10℃以上を保って管理します。
どちらも難易度はやさしいクラスで、育てやすさはほぼ同じです。育てる場所や好みで選びましょう。
シンビジウムは、太い花茎に多くの花を連ねる豪華で花もちのよい洋ラン。洋ランのなかでは寒さに比較的強く、春〜秋は屋外でよく日に当てて育てます。夏の充実と秋の涼しさ(昼夜の温度差)が花芽のカギ。冬は霜を避けて管理します。
コチョウラン(胡蝶蘭)は、長く咲く優雅な花が魅力の洋ランの代表格。熱帯の着生ランで、土でなく水苔やバークに植え、明るい半日陰・暖かい室内で育てます。水やりは植え込み材が乾いてからたっぷり、過湿の根腐れに注意。花後の切り方で二度咲きも。