カトレア と シンビジウム の違い・比較
カトレアとシンビジウムの見分け方と使い分けを整理したうえで、育てやすさ(難易度)・育て方・栽培カレンダー・価格の違いまで比較します。
カトレアとシンビジウムの違い
カトレアとシンビジウムはどちらもラン科ですが、姿と置き場所が異なります。カトレアは大きく華やかな花を数輪咲かせる着生ランで、明るく暖かい室内を好みます。シンビジウムは細長い葉が多数立ち上がり、花茎に多くの花を長く咲かせる地生ランで、夏は屋外の風に当てて育てます。
見分け方・使い分け
| 観点 | カトレア | シンビジウム |
|---|---|---|
| 花の姿 | 大輪で香りが強い。数輪咲き「ランの女王」 | 中輪の花を一本の花茎に十数輪。花もちがよい |
| 葉と株 | 厚く硬い葉とバルブ(茎の肥大部) | 細長い葉が多数。株が大きくなる |
| 植え方 | 水苔やバークに植える着生ラン。乾かし気味に | 鉢土に植える地生ラン。生育期は水を多く必要とする |
| 夏の置き場所 | 明るい室内〜戸外の明るい日陰 | 屋外の半日陰。しっかり日に当てると花芽がつく |
育てやすさで選ぶなら
育てやすさで選ぶなら、難易度が低い「シンビジウム(やさしい)」のほうが初心者向きです。「カトレア(普通)」は少し手をかける必要があります。
カトレア
カトレアは、大輪と甘い香りで「ランの女王」と呼ばれる洋ラン。熱帯の着生ランで水苔やバークに植え、洋ランのなかでは光をよく好むのでしっかり明るく育てます。乾燥に比較的強く、植え込み材が乾いてから水やり。過湿の根腐れと冬の寒さに注意します。
シンビジウム
シンビジウムは、太い花茎に多くの花を連ねる豪華で花もちのよい洋ラン。洋ランのなかでは寒さに比較的強く、春〜秋は屋外でよく日に当てて育てます。夏の充実と秋の涼しさ(昼夜の温度差)が花芽のカギ。冬は霜を避けて管理します。
スペック比較表
| 項目 | カトレア | シンビジウム |
|---|---|---|
| 分類 | 洋ラン(着生ラン(胡蝶蘭・カトレアなど)) | 洋ラン(地生ラン(シンビジウムなど)) |
| 科 | ラン科 | ラン科 |
| 難易度 | 普通 | やさしい |
| 日当たり | 半日陰 | 半日陰 |
| 草丈・大きさ | 約20〜60cm | 約40〜100cm |
| 価格の目安 | 鉢植えは2000〜15000円 | 鉢植えは2000〜15000円 |
| 主な色 | ピンク・白・紫 | ピンク・黄・緑 |
| 耐寒温度 | 10℃ | 0℃ |
| 耐暑温度 | 33℃ | 33℃ |
| 好む土壌pH | pH 5.0〜6.5 | pH 5.5〜6.5 |
| 水やり | 植え込み材がしっかり乾いてからたっぷり。乾かし気味に管理。 | 生育期はよく吸うのでたっぷり。乾いたら与える。冬はやや控えめ。 |
よくある質問
カトレアとシンビジウムはどちらもラン科ですが、姿と置き場所が異なります。カトレアは大きく華やかな花を数輪咲かせる着生ランで、明るく暖かい室内を好みます。シンビジウムは細長い葉が多数立ち上がり、花茎に多くの花を長く咲かせる地生ランで、夏は屋外の風に当てて育てます。
シンビジウムです。寒さに比較的強く屋外管理で育てられるため、置き場所の自由度が高く失敗が少なめです。
どちらも日照不足が最大の原因です。シンビジウムは夏にしっかり日に当てること、カトレアは明るい光を通年確保することが、翌年の花につながります。
難易度が低い「シンビジウム(やさしい)」のほうが育てやすく、初心者にはこちらがおすすめです。
カトレアは、大輪と甘い香りで「ランの女王」と呼ばれる洋ラン。熱帯の着生ランで水苔やバークに植え、洋ランのなかでは光をよく好むのでしっかり明るく育てます。乾燥に比較的強く、植え込み材が乾いてから水やり。過湿の根腐れと冬の寒さに注意します。
シンビジウムは、太い花茎に多くの花を連ねる豪華で花もちのよい洋ラン。洋ランのなかでは寒さに比較的強く、春〜秋は屋外でよく日に当てて育てます。夏の充実と秋の涼しさ(昼夜の温度差)が花芽のカギ。冬は霜を避けて管理します。